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予算を使い切りませんでした、という人と使い切ったけれど成果上がりませんでした、という人がいたら、あなたはどちらを評価しますか? 9月24日 Controls: Neither Objective nor Neutral データの非客観性

おはようございます。
このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。


#9月24日  のテーマは、
#Controls :
#Neither_Objective_nor_Neutral (管理手段は、客観的でも中立的でもあり得ない)
#データの非客観性

テキストは、 #マネジメント -課題・責任・実践 39章 管理手段と管理と経営者 1974年版 下巻 198〜200ページより

 つまりは、管理する経営側ならば、ゲーム(経営)のルールを作って、社員たちにどのような振る舞い、行動、成果が評価されるか、明確にすることだし、管理される社員側ならば、どう振る舞うことが評価されるか、ゲームの仕方を理解することわけです。

 あなたがプレイヤーで、上司から評価されていない、としたら、何が問題なのか、ゲームの仕方を理解していないのかも知れません。逆に、部下たちを評価するにあたり、どう評価すべきか、ということに悩んでいたら、そもそも、このゲームはどういうルールで、どうすると評価が高まるのか、どうすると下がるのか、組織のルールを理解し、プレイヤー達との間で共通認識を持っていないともめごとが絶えません。

どちらもやった経験があります。ルールを作って運用する側になると、どうしても独善的に運用するケースも出てきます。できるだけ公平に、平等なルールで運営していても、結果が数字で出てしまったことを数字だけで評価しきれない、ということも生じます。その時の意思決定は悩ましいです。何もチャレンジしなかった人の方が、チャレンジして失敗してしまった人よりも評価する、といったような間違いをしがちです。

その時、心がけていたことは、「大元のルールに立ち戻る」ということでした。そして、失敗、という成果を挙げた人の方を保身のために何もチャレンジしなかった人よりも評価する、というでした。

今の岸田首相が支持率保持と保身のために着任後、ほとんど何も行動を起こさないこと、財務官僚らの言いなりでいることについて、大きな不満を持っています。小さな失敗を繰り返すことなしに、大きな成功を成し遂げることはできないと信じているからです。

今日もチャレンジしていきましょう。愛を込めて。



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#データをとる行為はデータの対象とデータをとる者を変える


 企業などの人間組織では、データをとる行為は客観的でも中立的でもありえない。主観的な行為であって偏りをもたざるをえない。しかも、それは対象を変えるのみならず、データをとる者自身を変える。
 注意を向けてデータをとるという行為そのものが価値を加える。データをとられることは重視されたことを示す。企業のような社会的な状況においては、データをとることは価値を定め、目標を定めることに等しい。客観的ではありえない。必然的に価値がかかわってくる。データをとることがビジョンを生み出す。
 こうしてデータをとる行為は、データの対象とデータをとる者を変える。意味と価値を賦与する。したがって、データにかかわる根本の問題は、いかにデータをとるかではなく、何のデータをとるかにある。

(『マネジメント-課題・責任・実践』)



ACTION POINT
#データをとること自体が事態を変えます
#データをとるのは 、価値ありと組織が考え目標とするものだけにしてください

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