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4月16日 Attracting and Holding People 人材の確保

おはようございます。今日も #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。本日 #4月16日  のテーマは、

#Attracting_and_Holding_People (優秀な人を惹き寄せて、留まらせること) 

#人材の確保

そして、本日の金言は・・・

#産業の衰退の兆候は#能力と意欲のある者に 
訴える力をもたなくなることである。

 人材を確保するには、マーケティング的な目標をもつことが必要である。「必要な人材を惹きつけ留まってもらうには、彼らの仕事をどのようなものにする必要があるか。求職市場にどのような人たちがいるか。彼らの関心を惹くにはどうしたらよいか」を考えなければならない。そして、採用、育成、成果について具体的な目標をもたなければならない。しかも、能力と意欲の双方について基準をもたなければならない。
 産業が衰退する最初の兆候は、能力と意欲のある者に訴える力をもたなくなることである。アメリカの鉄道が衰退を始めたのは、第二次世界大戦後のことではない。そのころ衰退がはっきりし、逆転できなくなったにすぎない。衰退を始めたのは第一次世界大戦時である。それまでは工科系の優秀な学生が鉄道を志望した。ところが第一次世界大戦後、原因は何であれ、学生にとって鉄道が魅力を失った。そのため二〇年後に難局に入ったとき、問題に取り組むべき有能な者がいなくなっていた。

(『マネジメント-課題・責任・実践』)

ACTION POINT 


#優秀な人材を惹きつけ留まらせることについて

#
能力、 #意欲#実績の面から具体的な目標を設定してください

本日のテキストは、1974年発刊の名著『マネジメント-課題・責任・実践』の上巻>9章 戦略、目標、優先順位、仕事の割当>資源:その入手、活用、生産性 177ページより。

人・物・金のいずれの経営資源を確保するにも、外部からの調達となる。だからこそマーケティング思考が必要であるとドラッカー。

企業は自社内で仕事をする機会を世間に売り出す。また、企業は、自社に対して投資する機会を世間に売り出す。仕事と職歴(キャリア)の試乗とか資本の市場は、真の「外部」市場であり、そこには本当の「顧客」がおり、それぞれ期待と価値観と欲求を持っている。企業は必要な人間と資本を誘引できなければ長続きしないであろう。産業の衰退の最初の前兆は、適格で、有能で、野心的な人間に対して訴える力がなくなることである。(同書、176ページ)

マーケティング思考でいきましょう。愛を込めて。

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