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あなたの善意を成果に変えるのがマーケティング 10月29日 Converting Good Intentions into Results よき意図と成果

おはようございます。
このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

こちらでは、地に足をつけた、私の体験や学びから得た
実践マーケティング記事を1日1本以上をご紹介しています。


データを元に、具体的な解決案を記した回は特に人気です。読者の方からのリクエストにも答えています。最近は、特に、感性の高い優れた女性経営者の方、癒しビジネスに携わる女性マーケッターの方々からご愛読頂いています。「こういうのが知りたかった」という声も頂戴し、励みになっています。

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#10月29日  
#Converting_Good_Intentions_into_Results#善意を成果につなげる
#よき意図と成果

1990年初版の #非営利組織の経営  より。手元の2007年版では、PartⅡ 第1章 #マーケティングと資金源開拓  58〜59ページより

#マーケティングとはサービスの受け手の側に立つことである


 NPOは、たんにサービスをしているのではない。人を変えようとする。そのためにサービスをする。与えるのではなく、一体化しようとする。
 かつてのNPOのマーケティングなど必要ないとしていた。しかし、十九世紀の有名な詐欺師がいったように、「ブルックリン橋は、贈るよりも売るほうがやさしい」。無料では信じてもらえない。最高のサービスにおいても、マーケティングは必要である。
 マーケティングは販売とは異なる。それはサービスの受け手の側に立つことである。そのためには、何を、いつ、誰に提供するかを知らなければならない。

(『非営利組織の経営』)

ACTION POINT

#救世軍は社会の脱落者を市民に変えることを使命としています
#救世軍はその使命をどのようにマーケティングすべきかを考えてください

 マーケティングとは関わりないのですが、救世軍、ということで思い出したことがあります。

 実は、数年前、友人がアルコール依存症に罹った時、私は大いに誤解しました。本人の意思が弱いからなってしまったのだ、と思い込んでいたのでした。

 実はそうではありませんでした。アルコール依存症も薬物依存ももギャンブル依存も本人の意思の強さとは関わりのないし、なろうと思ってなってしまった訳ではない病気なのです。

 この点、大いに誤解していました。その後、こうした依存症に苦しむ当事者、そして、家族を支援するボランティア団体があることを知りました。

このAA12ステップは重要です。

  1. 私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。

  2. 自分を超えた大きな力が、私たちを健康な心に戻してくれると信じるようになった。

  3. 私たちの意志と生きかたを、自分なりに理解した神の配慮にゆだねる決心をした。

  4. 恐れずに、徹底して、自分自身の棚卸しを行い、それを表に作った。

  5. 神に対し、自分に対し、そしてもう一人の人に対して、自分の過ちの本質をありのままに認めた。

  6. こうした性格上の欠点全部を、神に取り除いてもらう準備がすべて整った。

  7. 私たちの短所を取り除いてくださいと、謙虚に神に求めた。

  8. 私たちが傷つけたすべての人の表を作り、その人たち全員に進んで埋め合わせをしようとする気持ちになった。

  9. その人たちやほかの人を傷つけない限り、機会あるたびに、その人たちに直接埋め合わせをした。

  10. 自分自身の棚卸しを続け、間違ったときは直ちにそれを認めた。

  11. 祈りと黙想を通して、自分なりに理解した神との意識的な触れ合いを深め、神の意志を知ることと、それを実践する力だけを求めた。

  12. これらのステップを経た結果、私たちは霊的に目覚め、このメッセージをアルコホーリクに伝え、そして私たちのすべてのことにこの原理を実行しようと努力した。

 少し宗教がかった教え、スピ的な教えのような気もしますが、この12ステップは、あらゆる依存症や苦しみに応用できます。

 EA(イモーションズ・アノニマス=ゆううつ感・怒り・人間関係の緊張や破綻・悲しみ・不安・低い自己評価・パニック症状・異常な恐れ・恨み・嫉妬・罪悪感・絶望感・疲労感・緊張感・倦怠感・引きこもり・強迫的考えや否定的考え・心配・強迫的な振る舞い・様々な病的な依存、その他あらゆる感情的な問題など、いろいろな問題で苦しんでいる人々の自助組織)やACA(アダルト・チルドレン・アノニマス)や救世軍などの支援組織では、このメソッドを応用して当事者やその家族のために使っているそうです。

 例えば、カルピンさん、と言う末期癌のユーチューバーがおられます。彼が癌になったというのはもちろん彼の自由意志の選択によってそうなったのではないはずです。

 外を歩いていてたまたまそこに居た美女と友達になったとか、酒やタバコ、薬物に出会いやめられないというのも同じことです。

 自由意志、つまり自分が何でも決めているって本当なんですかね?というところから始まるのです。

 自分が何でも決めているなら、なぜ結果が期待はずれになるのでしょうか?なぜ人生がうまくいかない人がこれほどまで多いのでしょうか。

 酒を飲むのも止めるのも自由意志の結果なら、酒はきっぱりやめられるはずです。でもやめられない。とまらない。身体も精神もボロボロになるまで続けてしまう。

 実際は、自分は人生の主人公で何でも決めることができるというのは幻想ではないでしょうか?

 では誰が私をこんな目にしたのでしょうか?私をアル中にしたのが私ではないなら、その私をアル中にした存在がわたしをアル中ではなくすことができるのではないでしょうか?

このメソッドは最短コースでみなさんの自我の幻想をどんどん破壊していきます。そして、「則天去私」。
 十牛図で言うところの、第7図.忘牛存人(牛のことを忘れる)、第8図.人牛倶忘(自分のことも忘れる)というステージでしょうか。

今日もやっていきましょう。

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