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6月21日 仕事の意味 Work

おはようございます。続きです。

#ドラッカー #365の金言 #6月21日 #仕事の意味 #Work   #仕事とは人格の延長である

このNoteは、「ドラッカー365の金言」に記された1日1テーマに対して、自分の感想や想い、そして、私自身の実践について書いたNOTEです。本文そのものを全て引用することはありませんので、ドラッカー博士の論文をお読みになりたい方はぜひ本書をご購入されることをお勧めします。

https://amzn.to/3sucDVe

“汝の時間を知れ“ ドラッカー


上記は本書の扉の次のページに記されていたメッセージです。これは「時間は無限ではないから集中せよ」という意味かも知れません。ドラッカーの65年以上にわたる著作集を読み続けるほどの時間がない方のために、本書がある、という意味かも知れませんね。

編者のマチャレロ教授は

“最後にACTION POINTとして取るべき行動を示唆した。ここでお願いしたいことは、読者ご自身が「すでに起こった未来」を探すことである。新たなトレンドを見出したならば、ドラッカー学校の伝統に従い、自ら行動していただきたい。“


と記して、本書を実践する書、として欲しいと述べています。

著作権等の関係から、日々のドラッカー論文(つまり、本書の本文)を全文引用することはしませんので、ご関心の方はぜひお手元にお持ちになることをお勧めします。

今日のテーマ:仕事の意味 Work

ACTION POINT: Don’t let your self-respect be undermined by being unemployed. Remind yourself that there are other ways to define yourself besides work.  (失業したからといって、自尊心が損なわれるようなことはありません。仕事以外にも自分を定義する方法があることを思い出してください。)

 #とはいえ仕事を失ってもあまりがっかりしないでください。  #仕事がすべてではないことを考えてください。

仕事、失業、というヘビーなテーマです。

Unemployment we long ago learned creates severe psychological disturbances, not because of economic deprivation, but primarily because it undermines self-respect. (失業が深刻な心理的障害を引き起こすのは、経済的に困窮するためではなく、何よりも主に自尊心を損なうためであると私たちは長年学んでいます。)

「労働とは苦役である」「悪魔が怠け者に仕事を与える」という西洋の労働観に対して、NHK朝ドラ「おかえりモネ」はじめ、多くのドラマなどで描かれているように、「人の役に立つことが幸せ」「労働は生きがい」というわが国の伝統的な労働観があります。

多くの人にとって、職を失う、ということは、「もう要らないよ」と社会から戦力外通知を受けたように感じられ、精神的なダメージが少なくありません。

あの、とんねるずの石橋さんにとっても。

「約30年間、毎週木金、『みなさん』の収録でフジテレビに行ってたんですよ。行かなくなって、定年退職したサラリーマンの方みたいに、燃え尽き症候群で。戦力外通告されて、テレビ大好きだったのにできなくなっちゃって、つまんねーなーって」

寿命は短くなる、だけど、生命としての寿命は長くなる高齢化社会。

テレビで戦力外通知されたって、他(ユーチューブ)で輝けば良い、みたいに、自分も新しい道を進んでいくんだって、石橋氏から勇気や元気をもらったように感じている同年代の中高年の人は少なくないように感じられます。

AIやロボットが進化し、社会でますます活用されるようになる一方で、多くの人にとって「生きがい」となる仕事・労働は生きていくためにますます必要になってくると思われます。

ソクラテスもキケロも、学問、国事、公務、軍務のために時間をもたねばならないと考えていたようですし、古代の中国官僚も公務から引退して故郷に帰っても、余暇の生活などすべきではなく、他のもっと生産的な仕事、つまり、書道、絵画、音楽、文筆に従事すべきとされていたそうである。

わが国の「隠居」でも、聖武天皇は天皇を「隠居」後、東大寺建立に専心した、というし、信長も領地支配を息子の信忠に任せて「隠居」後、自分は安土城にて国づくり全体を観たという。

アリストテレスが「人間は社会的動物である」と言ったのは、誰もが社会に所属したいという欲求を満たすために、仕事を必要としているという意味でもある。

「失業」は次のステージで働くための区切りであり、新たなことに挑戦する、そんなことなのかなあということで、今日もやっていきましょう。


追伸

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