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若手がベテランに教えられるか?世代間の争い 7月18日 Demographics 人口の変化

 今日の #ドラッカー365の金言 は、人口動態がイノベーションの機会と #ドラッカー  は 1985年発行の #イノベーションと起業家精神  7章 源泉=人口構成の変化(147〜164ページ)のなかで記しています。

#7月18日  木曜日。
明日は土用ですね、鰻が美味しく食べれる季節になりました。

今日のテーマ:
#Demographics
#人口の変化

今日の金言:
#人口の変化は信頼性の高いイノベーションの機会である

今日のACTION POINT:

#人口にかかわる数字のうちあなたの製品やサービスにとくに関係の深いものは何でしょうか 。 #5年先10年先の数字を見てください 。
#どのような機会が見えてきますか

 新築住宅市場や住宅ローン市場は人口に関わる数字と直結しています。
大抵の場合、結婚した世帯が第一子あるいは第二子妊娠を機に賃貸から新築住宅購入に向かうとわかっており、その年齢層も20代後半から40代前半と割と明らかだからです。そのため、人口動態から市場規模の縮小拡大は容易に予測できますし、実際、その予測は大外れしないものです。

 人口縮小時代に、と言われますが、少子化は、住宅の売上をアップすると言われており、実際、それはそのとおりです。かつての中流家庭は、子供3〜4人にかけていたお金の総額よりもはるかに大きな金額を1人ないし2人の子供にかけています。そして、恐ろしく甘やかしています。
 アメリカでも、中国でも、それは同じだそうです。
 もちろん、わが国でも同じです。かつて、自分が子育てしていた頃、子供服にも、塾にも相当な費用をかけて、さらに、中流家庭なのに、私立の中高一貫校へ進学させるという教育コストを負担しました。

 あなたはSAPIXにいくら課金しているでしょうか?そして、教育投資は、あなたの会社の人事部を見れば分かるとおり、投資対効果が非常に??なものです。たとえ、高額の教育費を投じたとしても、(あなたが)希望する学校へお子さんが進学できるとは限りません。
 でも、人材教育への投資をしない限り、そもそも合格のチャンスすら失われる、それが今の入試だそうです。企業も同じで、必要な投資額(それはいくらかわかりませんが、)を投じない限り、企業は衰退し、未来の事業もイノベーションも生まれない、このジレンマがあります。

今、若手教育よりも深刻な問題が、ベテランへの教育だそうです。競争に勝ち抜くには、インターネットやスマホなどデジタルに強い会社にならなくてはならないのに、若手から教えられるのを嫌がるベテラン社員が「ガン」になっているケースが少なくないそうです。

特に、フェイス・トゥ・フェイスで実績を上げてきたトップ営業マンとIT技術者とのトラブルが絶えないそうです。
会社としては、現状の売上を保つためにも、トップ営業マンの顧客対応力も必要ですし、将来の市場を見据え、若手社員のIT対応力も欠かせません。若手がベテランに教えることが最も早い解決策なのですが、互いのプライドがあり、それがうまくいかない、というのです。

あなたの会社でもこのような悩みが顕在化していませんか?
保守と革新がぶつかり合っても、会社にとってはプラスになりません。マネジメントの手腕が問われます。

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