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光が見えたか?コロナどん底から回復の道!愛知県岡崎市の和食レストラン「魚信」さん経営奮闘物語〜その6(6月10日)


上の記事の続きでございます。


6月の着地点、前年比7割を目指します!

 6月入って最初の週末(6日・7日)超えて早10日。6月も早いもんで3分の1となりました。愛知県では消費者のマインドが変わりつつあるようです。

「西田さん、6月第1週どうでしたか?」

西田社長「ランチは8割くらいもどりました。平日のランチタイム、店内は「蜜」です。ありがたい。」

「何でもどったの?」

西田社長「何でですかね?正直、わからないです(笑)。淡々とできることをやり、常連さんにニュースレターを送り、FBを更新しているだけです。宴会の予約も入ってきました。法人さんです。正直、今年は難しいのかな、と思ってるところなので、宴会はどうかな、、、というところですが、徐々に忙しくなってきました。ありがたいことです。特に、平日のランチの方が忙しいです。ランチ行ってもいい?って空気感が増えてきて、嬉しい限りです」

「ここのところ、県内でもコロナは出てないもんね」。

西田社長「週末の予約も徐々に増えつつあるという感触ですね。それでも、売上はコロナ前の半分以下。客単価はちょっと上がっているけれど、「蜜」にならぬよう席・テーブルを少なくしてやってますから。そうそう。宮城の夏牡蠣は人気です。バカ売れしています。その分多少客単価は上がってきています」。

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西田社長「外食も3月以来」という高齢女子?!がうちのメインのお客さん(笑)なので、女子?!会が増えてきました。また、フェイスブックで見た、といってお見えになる新しい男性のお客さんも増えてきました。ようやくお客さんに安心して食べにきてもらえる時間が戻ってきた感じかな。ありがたいです」。
女将さん「フェイスブックライブみた方が、今から行って良いですか、って連絡があってお客さんがお見えになります。このご時世、嬉しいですね」。

フェイスブックのライブがきっかけで、これまで来られていなかった方が来店されるなど、3月からの取り組みが徐々に花開きつつあるようです。

 何でもそうですが「今日やれば、明日すぐに結果に」というわけにはいきません。ゼロから土を耕し、タネをまき、水をやり、肥料をあげて、花が咲き、、、実がついても、美味しくなるまで時間がかかるものです。

売上が下がるのは早いですが、増客増収を実現するには、コツコツとやっていくしかありません。

「日本の景気もこれから復活だ!」というメッセージを政治も経済人も出していって、回復のムードを盛り上げて欲しいものです。

幸い今月は、年金支給月ですし、給付金もあり、遠出は無理でも、外食に、という調査結果もあるようです。

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「ランチが動き始めているので、何とか前年比6〜7割は戻って欲しいなぁ」と西田さん。「三陸の海産物や明石のハモといった夏の魚介が動いてきているから、商品力は強化されてきましたから『売り』を作って動きます」。「待ってても客来ないからね」。「今週、ようやくいろいろ見える形が整いつつあるので、手応え出てきました」。「Zoomを使ってオンラインの食事会も企画中で、いい形になるようテストを考えています」。

 近隣の方へさらなる浸透とさらにご紹介が頂けるように、新商品や新しい企画を通じて西田さんは攻めたいといいます。挑戦は続きます。


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