専門化した知識は単独では何も生み出さない。 5月7日 A Knowledge Society and Society of Organizations 組織社会となる知識社会
6時です。
おはようございます。
#5月7日 日曜日。
今日で GWも終了。あ〜あ、明日からまた・・・ですね。
まあ、ゆるゆるいきましょう。
とはいえ、今日も #ドラッカー #365の金言 から学び続けていきましょう。
テーマは、
#A_Knowledge_Society_and_Society_of_Organizations
#組織社会となる知識社会
去年のテキストはこちら↓
専門化した知識は単独では何も生み出さない
知識だけでは何も生み出さない、というドラッカーの金言です。
現代は、専門知識があっても、組織がなければ活躍できない、というケースが増えています。例えば、素材研究者として活躍してる場合、そうした研究を行っている組織に所属する必要がありました。単独では何も生み出さない、というか、生み出せないことが少なくありません。独立した研究者としてやっていくには、スポンサー企業または研究所に所属することが必要です。
研究者や大学教授、弁護士、評論家という人たちの中には「知の巨人」などと持ち上げられる人もおられます。しかし、彼らも含めて、いわゆる研究者のセンセイ方は、得意分野以外は実務能力に欠けていることが少なくありません。
研究者は、ビジネスという現場で、提言はするものの、具体化することに欠けていることが少なくありませんでした。前任者を批判するばかりで、少しも生産的な提案がない、できないから、と期待した人々の支持も失ってきました。
数年前、私も研究者の先生から勉強させてもらいたい、とそういう方の巨人、とも言われる方にコンサルを乞うていましたが、彼は、「君たちは僕の理論の実験台よ。僕の理論が正しいことを証明するために君たちが実践して、成功した、成果が上がった、という報告を上げてくれたまえ」といい放ち、唖然としました。
彼の知識や経験を自分の職場に導入し、実践すると、良い現場に変われる、と信じていただけに、「実験台」という表現と身も蓋もない話に失望した経験があります。高額払った上に、これかよ!とがっかりしたものです。
コンサルがいくら笛を吹いても、踊る人がいなければ、祭りは成立しません。祭りに限らず、さまざまな営みを成立させるには、知識を形にする現場の力が必要です。
上から目線で実験台、という姿勢はいただけませんが、知識と実践の両方が組み合わさって、日々、より良い製品やサービスを生み出し、改善に努める活動には終わりはありません。今日で今年のGWは終了ですが、今年のGWで得た経験や学びをこれからの人生に活かしていきましょう。
今日もありがとうございます。
良い1日を!
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