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5月7日 A Knowledge Society and Society of Organizations 組織社会となる知識社会

おはようございます。今朝も #ドラッカー #365の金言  からスタートしましょう。
本日は #5月7日  
テーマは #A_Knowledge_Society_and_Society_of_Organizations
#組織社会となる知識社会
そして本日の金言は・・・

#専門化した知識は単独では何も生み出さない


ポスト資本主義社会は、知識社会であるとともに組織社会である。この2つの社会は、相互依存関係にありながら、コンセプト、世界観、価値観において異質である。
専門化した知識は、それ単独では何も生み出さない。仕事に使われて、はじめて生産的な存在となる。ここにこそ知識社会が組織社会になる原因がある。組織の機能は、共有する目的のもとに、専門化した知識を統合することにある。知識労働者が成果をあげるうえで必要とする継続性をもたらしてくれるものは組織だけである。知識労働者の専門化した知識をして成果をあげさせるものも組織だけである。
知識人は組織を道具として見る。組織のおかげで、彼らは彼らのテクネ、すなわちその専門化された知識を生かすことができる。他方、マネジメントは知識を道具として見る。いずれも正しい。両者は対照的である。しかし、対立ではなく対極の関係にある。両者が両立するとき、創造と秩序、自己実現と使命達成が可能となる。

『ポスト資本主義社会』『未来への決断』

ACTION POINT
#自分が意図する組織への貢献について上司と同僚あての手紙を書いてください
#自分と同僚の貢献がどのように結びついて全体の成果を生むのか
#あなた自身の考えを書いてください

本日のテキストは、
『ポスト資本主義社会』12章 教育ある人間 354〜356ページ
『未来への決断』7章 組織社会の到来 89〜110ページ

知識人単独では何もなし得ず、組織を使って現実化する、というドラッカー。しかし、自分は、ここ数年のテクノロジーの進化で、個人プレイヤーが組織に属さなくても現実化することができる時代になったことを感じる。
プロの作家、でなくとも、アマゾンのkindle作家として成功し、そこから出版社からオファーを受けて、という道で実現している人もいれば、アイデアを企業に持ち込んで資金を得て現実化している人もいる。

アイデアというか試作品をクラファンにアップして、予約販売的に資金と受注と顧客を集める、という方法で現実化している人もいる。

まあ、組織に属して収入を得るという道ではなく、個人が、アマゾンだったり、メルカリだったり、クラファン企業だったり、他の企業だったりと取引して、報酬を得るわけだから、それは「個人が組織を使う社会が到来」というならば、ドラッカーの予言は正しく当たっている。

ということで、かつてよりも自由で、より個人が個人らしく自分らしく生きることができる時代が到来しているのも確かなんだ。未来は良くなってる。

https://note.com/dialogjapan/m/m740de8d0218d

ということで、今日を楽しんで良くしていこう。愛を込めて。



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