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7月27日 Cost-Driven Pricing コスト主導の価格設定の間違い

本日 #7月27日 土曜日の #ドラッカー365の金言 テキストは、阪神淡路大震災9ヶ月後の1995年9月に発刊されたベストセラー『 #未来への決断 』3章 企業の5つの大罪 コスト中心の価格設定 56〜57ページ、eラーニング教材『ビジネスにおける五つの過ち』より。

1995年は日本にとって災厄の多い1年でした。
阪神淡路大震災(1月17日)、デリバティブ取引失敗による英ベアリングス銀行破産(2月26日)、地下鉄サリン事件(3月20日)といった大震災、金融機関の破綻、そしてテロ事件が同時期に起こったことで、「大罪」と感じ、悲観論を唱える編集者がいたのかもしれません。

今日のテーマ:
#Cost_Driven_Pricing  
#コスト主導の価格設定の間違い

今日の金言:
#価格設定の唯一健全な方法は顧客の望む価格に合わせて製品を設計することである

今日のACTION POINT:
#価格設定の仕方をチェックしてください
#顧客の現実から価格を設定しその価格の範囲内で利益をあげるべく開発チームを編成してください

 価格設定の唯一健全な方法は、市場が支払ってくれる価格からスタートし、その価格に合わせて製品を設計することである。

コスト中心の価格設定をした米国企業は、価格中心のコスト設定をおこなった日本企業に市場の主導権を明渡すこととなり、さらに、日本企業は経営陣の怠慢から成長機会のあるイノベーションを怠り、韓中台企業に市場を明渡すこととなってしまった。

失われた30年の本質は、バブルを引き起こし、そして、バブル崩壊の巨額な負債をさっさと処理することなく、後継の若手につけまわして、若手がいきいきのびのび働いて、イノベーションができるよう長期経営視点を怠った団塊世代の経営陣にあると、自分は思っています。彼らの残したバブル崩壊の大きな負債、そのツケを我々現在の勤労世代が払わされているような、そんな被害妄想的な考えすら浮かぶ始末です。

さらに、円安誘導して、価値あるサービスや古典芸術まで日本市場全体を「安売り化」させ、外国人に土地・企業を売ることを勧める国の政策も、あまりにも短絡的です。自分で価値を暴落させて、何を考えているんでしょう?2度と手に入らない歴史的な貴重な仏像なども二束三文で売り払おうとするとは、アホですか?


皆さんはどうお考えでしょうか。
とはいえ、今日も大雨洪水で被災された方もおられることでしょう。お見舞い申し上げます。暑い中ですが、人生は挑戦です。切り拓いていきましょう!


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