100日先のことを考えないようでは、企業を100年先まで、いや、5年先ですら持たせられない。 9月28日 Harmonize the Immediate and Long-range Future 短期と長期のバランス

おはようございます。
このNOTEは、読むだけで世の中の課題を #ドラッカー #365の金言  を使って、解決できる、そんな知力を鍛える教育エンタメNOTEです。

今日のテーマは、目先も大事、将来も大事というありがたい教えです。

毎日がぎりぎりで、100日先のことなんか考えられへん、という自分なので、これは耳が痛い(涙)。

 目の前の事態のことだけでなく、今の場面と展開させた将来をどう描くか、俯瞰して、戦略的に考えろ、ということなんですね。

 例えば、NHK党。

 ただ、NHKをぶっ壊す、と叫んでいるだけではぶっ壊れないことを立花氏は知っていて、どのようにすればぶっつぶれるのか考えていることがわかります。当初は、スクランブル放送すればいい、ということでした。ですが、与野党含めてNHKのスクランブル放送には否定的なので実現しない。では、どうするか。ではどうするか、と次から次に対策を講じています。また、同時にコールセンターを設けて、生活に困窮する方々との対話を続けています。そこから、契約すれども支払わなくてもいい、という「道」を提案しています。また、年金生活者の方々の声を聞いて、お困りごとを助ける道も意見として集約し、議員が質問する、というプロセスも整えていると言います。
 立花氏は動画の中で、100日先にNHKをぶっ潰すことはできないかもしれないけれど、長期的スパンで考えて、実現の方向へ歩んでいく、と言います。

経営管理者は企業の当面の利益を守るために遠い未来に犠牲となるものについて、また逆に、明日のために今日犠牲となるものについて、計算しなければならない。いずれにせよ犠牲をできるだけ最小にとどめなければならない。

同書、36ページより

 現在のパンデミック対策の課題は、政府も国民も当面の経済、医療と己の業界の利益を守ることばかりに懸命になっていて、未来を犠牲にしているからだ、と言われます。いずれにしても、双方を計算した上で、犠牲をできるだけ最小にとどめなくてはなりません。

 さらに、ロシアのウクライナ侵略戦争が起こり、EEZにミサイルを打ち込む中共と「台湾有事は日本有事」と対峙せざるを得ない訳で、事態は待ってはくれません。

ああ、ドラッカーが100日先を考える、5年先を考える、というのは、ビジョンを立てて、追い求め続けることなんだな、ということがわかりました。

人生色々ありますけれど、ビジョンを抱えることの重要性を今一度思い返していきましょう。今日もやっていきましょう。



#9月28日  
#Harmonize_the_Immediate_and_Long -range_Future
#短期と長期のバランス

#マネジメント -課題・責任・実践  
31章 #経営管理者とその仕事  
1974年版では 下巻 34〜41ページより。

#マネジメントに携わる者は石臼に鼻を押しつけながら丘の上を見なければならない


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 マネジメントには2つの役割がある。第1の役割は、部分の総和よりも大きな全体、すなわち投入した資源の総和よりも大きなものを生み出す生産体制を創造することである。第2の役割は、自らのあらゆる決定と行動において、直ちに必要とされるものと遠い将来に必要とされるものとをバランスさせることである。いずれを犠牲にしても組織は危険にさらされる。
 100日先のことを考えないようでは、100年先はない。今日の健全性と長期の目標の双方を考えなければならない。短期と長期は、たとえ調和させられなくとも、バランスはさせなければならない。
 今日のために明日犠牲となるものについて、あるいは明日のために今日犠牲となるものについて計算しなければならない。それらの犠牲を最小にとどめ、いちはやく補わなければならない。こうして2つの時間に生き、かつ組織全体と自らが率いる部門の仕事ぶりの双方に責任をもたなければならない。

(『マネジメント-課題・責任・実践』)



ACTION POINT
あなたの組織の富の創出能力をデータ化する方法を検討してください。
短期、長期、定量的、定性的データを駆使してください。

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