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1月5日 Abandonment 体系的な廃棄
#1月5日 金曜日のランチタイムです。今日を乗り切れば3連休。小正月ってところですね。あと半日頑張ってまいりましょう。
さて、#ドラッカー といえば、常にこれ、ともいうほど、強調されるのが、今日の #ドラッカー365の金言 テーマの「体系的廃棄」。
#Abandonment
#体系的な廃棄
今日のテキストは、
1966年『 #経営者の条件 』5章 #最重要事から取り掛かれ 2、昨日からの脱皮(194ページ)、
1980年『 #乱気流時代の経営 』2章明日のための経営 2、昨日からの脱皮(48ページ)、
1995年『 #未来への決断 』1章 #事業の定義 #新しい現実への対処 (30ページ)、
1999年『 #明日を支配するもの 』1章 #マネジメントの常識が変わる 4、#第四の間違い〜技術と市場とニーズはセットである(28ページ)より
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もはや生産的で無くなってしまった過去から脱皮することである。効果的な経営者は、彼ら自身および彼らの同僚たちの仕事の計画を定期的に検討しそして、次のように問うてみる。「この事柄をわれわれが現在まだ実施していないという事実を前提として考えた場合、今からこの事柄を手掛けることは、果たして意味があるだろうか」と。
体系的廃棄=事業の目的とミッションに合わなくなり、顧客に満足を与えなくなり、業績に貢献しなくなったものを体系的に見直し、廃棄する一連の活動を指す。「それらのものは今日も有効か、明日も有効か」「今日顧客に価値を与えているか、明日も顧客に価値を与えるか」「今日の人口、市場、技術、経済の実態に合っているか」「合っていないならば、いかにして廃棄するか、あるいは少なくとも、いかにしてそれらに資源や努力を投ずることを中止するか」を日々の業務の中で意識的に問うことが必要とされる。
『ドラッカーに学ぶ自分の可能性を最大限に引き出す方法』(2011年) 158ページより
時間と資源は限られているからこそ成果を上げるためには廃棄すべきものを廃棄し集中することが不可欠です。
とはいえ、長年売れていたヒット商品が売れなくなったから、と、抱えている在庫を廃棄して特損で計上するのは忍びなく、赤字決算となれば、融資も得られにくくなるわけでできれば避けたいものです。ただ、売れないものをいくら作ってもどうにもなるわけではありません。売れている商品・サービスが落ち目になる前に、新しく支持が得られる商品・サービスを市場に投入したいところですが、そう都合良くいくばかりではありません。
七五三や成人式の需要で潤ってきた街の写真屋さんも、人口減少に合わせて、新しい需要を、ということで、高齢者との家族記念写真を、と始めたところ、その需要がかなりあるようです。様々な需要がどこにあるか、どう考えるか、知恵を絞るといいことが見つかるものです。張り切っていきましょう。
#死臭を防ぐことほど手間のかかる無意味なことはない 。
#陳腐化した事業に投資して資源を浪費することを止めてください 。
#機会を利用するために有能な人材の手を空けてください 。
午後からも張り切っていきましょう!
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