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天を知り、科学的に繁盛を作る自然経営

 今年の仙台は長雨続き。一応7月末で梅雨明けしたものの、6月から8月にかけて日中20度前後の日が続いており、7月でもストーブを入れる日が何日もありました。この8月8日からの3連休も残念なことに雨が2日続いています。今朝はようやく晴れそう。しかも、最高気温予想は32度!ここまで20〜25度前後だった気温は急激に上がりそうです。

 こう気温変動が激しいと、売れるもん、売れないもんと大きな差が生まれますね。特に生鮮食料品を在庫するスーパーや豆腐や麺類などを製造する食品メーカーは在庫ロス、販売機会ロスが生じます。欠品が出りゃ取引停止や罰金などのペナルティという商慣習のせいでしょうか、食材の無駄、ロス、環境負荷、と言った課題はなかなか解決しません。

 飲食業、食品業に限らず、利益の差が生まれるのは、集客やリピートといった、いわゆる「攻めの営業・マーケティング」の差ばかりではありません。実は「食品ロスを10%ダウンさせるだけ」「気温の合わせた商品展開」で「原価率の改善」「売り場効率アップ」によりこれまで失っていた利益額を確保し経営改善できるようになります。

しかし、これまでは、どうしたら販売予測の精度を高め、収益の最大化が図れるのか、中小企業レベルでは、なかなか打つ手が見つかりませんでした。

ところが、

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