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視野が狭く、考え方が固定化するリスクを考えよう。 8月6日 Tunnel-Vision Innovation イノベーションの意外性


8月6日 日曜日。1945年の今日、広島に人類初の原爆が投下された日。お亡くなりになった方々にお悔やみを申し上げます。悲しい想いを抱え、乗り越えてこられてきた先人の方々の努力に敬意を表します。そんな先人の方々の創意工夫の上に今日のわが国の発展があります。本当にありがとうございます。

今日も #ドラッカー 、#ドラッカー365 から #マネジメント 力を高めていきましょう。

日本の経営層にとってドラッカーは常識です。
読んだことがない、勉強していない、という人は、ほとんど居ません。

なので、ビジネスパーソンやz世代の方々にとっても、ドラッカーを勉強していない、ということは、出世にも転職にも不利益です。そして、ドラッカーは、どの話も結構面白いので、教養にもなります。

かといって、これから30冊以上もある著書をいちいち読み始めるには、時間がありません。ChatGPTで要約してもらっても、肝に落ちないので、理解が浅いままとなりがちです。そこで、このNOTEが役立ちます。

このNOTEは、毎日たった5分で、世界最高峰の #ドラッカー・マネジメント を学び、リーダーとして必要な資質が学べるテキストです。

本日のテーマは、
#Tunnel_Vision_Innovation (視野狭窄のイノベーション)
#イノベーションの意外性

Tunnel-Visionとは、トンネル状視野、すなわち、視野狭窄、視野が狭い、ということだそうです。↓

ドラッカーは視野狭窄に陥るな、発想を柔軟にせよ、と記しています。

 ベンチャーが成功するのは、多くの場合、思いもしなかった市場において、思いもしなかった顧客が、思いもしなかった目的のために買ってくれることによる。この事実を認識し、予期せぬ市場を利用できるよう自らを組織しておかない限り、すなわち、あくまでも市場志向、市場中心でない限り、ベンチャーは競争相手のために機会をつくっただけに終わる。

『イノベーションと起業家精神』 15章 ベンチャービジネス 1、市場志向の必要性 1985年版 321〜326ページより。

思いもよらない使われ方によって、思いもしなかった顧客に買われるようになった事例は、少なくありません。例えばこちらのソーラー充電式のライト。


「発売当初は、主にアウトドア用品や防災用品として販売していましたが、ユーザーの声を丁寧に聞くうちに自分たちでは想定していなかった思いもよらない使い方がいろいろあるのだと気付きました。例えばキャンプや山登りの時に利用するほか、夜の散歩や常夜灯として毎日使う。野外イベントの照明として利用する。夜中の授乳時用の灯りとして使う。災害用だけでなく、普段の生活で老若男女問わずさまざまなシーンで使うことのできるキャリー・ザ・サンに大きな可能性を感じました」

https://ab.jcci.or.jp/article/56832/ より

製造販売側は、防災目的で販売していた。
しかし、消費者の方は、夜の散歩や常夜灯、野外イベント照明に、夜中の授乳時に利用していた、というギャップが生じていたのです。
その機会を活用し、発展しているメーカーさん。

思いもよらなかった顧客によって買われている、という前提でスタートしなければならない。

同書

今日のテキストはこちら↓

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