私も「とても描きたい」と思いました
やっと行くことができました。
ここだったんですね。六本木の公園の中。
平日の午後15時くらいに行ったので、割と人は少なかったんじゃないかなと思います。
印象
紙の海。線の波。とにかく描いていた。描かれていた。
ある人は街の人々の風景を描いていた
ある人はいくつも同じ大きさの球体のイメージを描いていた
ある人は試みに自分の思いつきをつらつらと描いていた
とにかく「描き」の集合体だった
特に感動したのは、松永真さんの「ツインズダイアリー」だった。
1990年〜2007年に到るまで、この分厚さで2冊/年、びっしり書き込まれているらしい。
まさに圧巻である(「圧巻」という漢字がこれほどまでにしっくりくることなどあろうか?)
「思考の整理学」と言う本で「我が思考、すべて、この中にあり、と思うのは、なかなかいい気持ちある」という表現があるけど、まさにこう言う気分じゃないだろうか。
「表現すること」を許された気がした
とにかく「描いて」「考える」こと。
「デザイン = デッサンの鬼」みたいな妙なレッテルが剥がれて、当たり前の事実がポンと目の前に現れた気がした。
今まで「美大に行ってない」とか「自分はエンジニアだし、センスないし」という考えで、二の足を踏んでたけど、色々と吹っ切れた気がする。
美大に通ってなくても、才能を感じてなくても関係ない。
要は「描いて」「考える」だけ。
シンプルだけど、きっとものすごく「深くて」「重い」
だけど私はその作業を「美しい」と思ったし「かっこいい」と思った。
死ぬときまでにはこれだけの「自分の思考」を現物として並べたいなと思った。
だからもうアウトプットに尻込みするのはやめようと思う。
もっと描きたいと思いました
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