エンジニアの英語勉強法
昨日、香港では STARWARS のエピソード9が公開されました。
STARWARS ファンなので、初日に観に行ったのですが、英語音声・広東語字幕というハードモードでした。
日本語に頼れない環境だったため、キャラクター同士の会話など細かい部分の理解はどうしても浅くなりますが、英語で作られた作品を英語で捉えることができたのは良い経験になったと思います。
映画だけでなく、様々な領域において英語がベースとなっているものが多く、英語を学ぶことのメリットを強く感じさせてくれます。
前にも少し触れましたが、私は社会人になる直前に受けたTOEICの点数が380点でした。
今でも自分の英語力の低さには毎日ショックを受けていますが、それでもなんとか英語で仕事をしています。
私はエンジニアですので、ここではエンジニアが英語を学ぶ際に役に立つ(と勝手に思ってる)勉強方法を書き出してみようと思います。
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私は、英語の試験の点数が低い人の傾向として、語彙力や知っているコロケーションの数が少ないのではないか、と考えています。
私も大学入試の時は英単語の詰め込み学習していたのですが、大学に入った後にさっぱりと忘れてしまいました。
普段からあまり使わないので脳に定着しなかったのだと思います。
とはいえ、今からまた単語帳とにらめっこするのは時間的にもモチベーション的にもつらいものがあります。
単語帳にはあまり馴染みのない(使う機会のない)単語も多く含まれています。もちろんそれらも覚えるに越したことはないのですが、最初の一歩目としてはもっと簡単なところから入った方がやる気にも繋がるはずです。
私が実践している英語の勉強方法は、空き時間に使用しているオープンソース・エコシステムのブログ記事やドキュメントを読み込むことです。
例えば私の場合は、React や React Native、GraphQL の Apollo などは定期的に目を通しています。
他にも Hackernoon や Ponyfoo は関連する記事を読むようにしています。
熟練のエンジニアの方々からすると、「何をそんな当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、英語が苦手な人間にとっては、英語で羅列された文章を見るのは、最初はつらいものです。
さっさと日本語で書かれた記事に退避したくなるものです。
正直、今でも緊急事態に直面したら、日本語で解決策が書いてあるが欲しくなります。
なので、精神的に余裕のあるときにドキュメントに目を通すということをしています。
ホットなオープンソースはコミュニティの会話も活発で、それらのやり取りを見るのも勉強になります。
加えてソースコードが書いてあり、コードが英語の意味を教えてくれたりします。
自分の関わる業界・領域でよく使われる単語・表現が多く出てくるので、効率よく学ぶことができます。
私がブログ記事などを追っていて見かけるな、と感じたのが mitigate とか unleash といった単語です。
上記の例に限らず、業界でよく使われる単語をおさえておけば、GitHub などでコメントを書く際にも役に立ちます。
また、私は完璧に理解できるまで読み込む必要はないと思っています。
ブログ記事なんて次から次に出てきますし、最初は量をこなす方が英語に慣れるという意味では重要かと思います。
日本語でも、理解できないものは理解できないですしね笑
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非常に簡単にですが、私が実践している英語勉強法について紹介させていただきました。
正直、1年半海外で生活して、仕事でも英語を使ってまだこのレベルかよって自分自身に衝撃を受けています。(二回目)
でもそれはそうですよね。ネイティブや他の勉強している人たちは自分よりも長い時間英語に触れてきたわけですから。
英語は一生モノの趣味、でもつまるところ世界中の人とコミュニケーションを取るための(ただの)一言語、として考えつつ、これからも学習を続けたいと思います。
皆さんの英語学習方法などについても聞けて参考にできたら幸いです。
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