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貴重なワインシリーズ〜ワインテイスティングノートP.6〜Grape Republic M & M Assemblage 2019 (François Dumas)

産地 と品種 
葡萄は山梨県韮崎市のメルロー68%とマスカットベリーA32%
山形県のグレープリパブリックにて醸造                   (ワインインポーター「LE VIN NATURE」のフランソワ・デュマ氏のブドウをグレープリパブリックさんの協力のもとに醸造したワイン)
容量  750ml
アルコール度数 10、5%
希望小売価格 ?
(データは通販サイトより)(写真は某ワインバーにて)

通販サイトにテクニカルシートが表記されていたのでこちらを抜粋3週間前

<収穫>
ブドウは慣行農法。
メルロー 9月29日収穫 (於 シティファーム)
マスカットベリーA:10月6日収穫 (於 おひさまぶどお)

<醸造>
メルローは除梗後、アンフォラで15日間、自然酵母で発酵。
マスカットベリーAは除梗後、ステンレスタンクで6日間、自然酵母で発酵。
(還元状態が続いたので頻繁に澱引きを行ったとのこと)

メルローは5か月間アンフォラ、マスカットベリーAも同様に5か月間ステンレスタンクで
熟成し、2020年3月9日にブレンド。

2020年7月22日、新月のビオディナミカレンダーで果実の日に瓶詰
全醸造工程で酸化防止剤無添加。

ひととおり公開情報を記載したのでここからはこのワインの分析に入っていく。

グレープリパブリックM&M

グレープリパブリックM&M2

1.前提

このワインの温度は8度程度からのスタート。抜栓日目。

2.外観

澄んだ赤紫。
サラッとした若々しい印象。

3.香り 

フレッシュで凝縮したプルーン、、、
と思ったが豆感がすぐにやってきて
その後はみたらし団子のタレのような香りに。

4.味わい

やや軽めでまろやかなアタック。
フルーツ感はほんのりプルーンが。
酸味はシャープでタンニンはやや荒いか。
醤油や出汁のような旨味、それから土っぽさもある。
フレッシュでジューシー、アルコールはやや軽め。
余韻はやや長くアフターは豆感が。

5.楽しみ方の提案

料理とのマリアージュ
提供温度8°c
レバ刺し(塩と胡麻油で)
温度が上がれば
みたらし団子
柳川鍋

6.雑談(感想)

前回に引き続きナチュラルワインでした。
酸化防止剤の有無評論はしません。
目の前のワインをどう楽しむか、
自分の楽しむ力を上げることの方が大事と考えます!
日本のワインは和食と相性が良いと感じるのはやはりテロワール
なのだろうか?
情報が先に入ってきているからそう感じるだけ?
もう少し科学的根拠を勉強していきたいと個人的には思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


山田正道

シェフ、ソムリエ、SAKE Diploma、出張料理人として活動。
現在は主に西麻布の紹介制のBARとオンラインワインショップを運営しています。
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