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貴重なワインシリーズ〜ワインテイスティングノートP.10de Montille & Hokkaido 2019 ‘’驚’’ 3種飲み比べ③PINOT NOIR
産地と品種
余市の木村農園の のブドウを手摘みし、ココファームとブルースガットラブ氏(10Rワイナリー)とのパートナーシップにより醸造。3年樽で14か月、
ステンレスタンクで1か月の熟成。PINOT NOIR100%
容量 750ml
アルコール度数 12%
希望小売価格 7500円(税込)
(データはオフィシャルHPより)(写真は某ワインバーにて)
以下オフィシャルHPに記載のテイスティングコメント
淡い輝きのある紫色。砕いた新鮮なイチゴと小さな赤果実に、バラの花びら、牡丹のフローラルなトーンと、生き生きした酸味を持つアセロラや白胡椒の香ばしさの複雑なアロマを放ちます。 味わいは、繊細さを持ち、活気に満ちた鮮やかなタンニンがうまく溶け込んでいて、最後には、ミネラルのニュアンスを持ったタンニンを感じさせてくれます。 涼しい気候で作られた、非常にエレガントなピノ・ノワールと言えるでしょう。
ひととおり公開情報を記載したのでここからは分析に入っていく。
1.前提
提供温度8°C程度。コラヴァンで提供初日。
2.外観
紫がかったルビー。
3.香り
赤いベリー、赤い花、ほのかにスパイス。
閉じた状態のようで全体的に控えめ。
4.味わい
アタックはラズベリーやクランベリーなど
フレッシュで酸のあるフルーツ。
タンニンは穏やかながら芯があり酸はフレッシュ 。
余韻はやや長い 。
5.楽しみ方の提案
提供温度8〜10°C
マグロ赤身(醤油)
ひじきと大豆の炊き合わせ
提供温度それ以上
鹿もも肉ロースト
焼売
6.雑談(感想)
このピノノワールは閉じてるうちにテイスティングを終了してしまったため
来年以降改めて飲んだ時に比較することを楽しみにしたい。
こんなに貴重なワインを頂けるチャンスに恵まれた事に感謝。
たまたまこの日はアルカンヴィーニュに昨年通っていて、先日北海道のモンティーユに直接訪問していた友人と飲むことができたのもまた良かった。(友人に色々お話しが聞けたため。)
ワインの造り手目線での日本ワインは今世界に目を向けた人材が増えてきているんだと話を聞いていて感じた。
ただ美味しいだけではなくて、これがテロワールですっていうテロワール主義だけでも勿論駄目で、世界で評価されるために必要なことをする。
そういうフェーズになり始めているのかなと。
セリエAで中田ヒデが活躍したりメジャーリーグで野茂やイチローが活躍したようなそんな世界基準になるスター(ワイナリー)が現れたら日本のワイン界も又
ガラッと変わってそれは農業全体にも影響を与えたり
そんな未来を想像してワクワクした夜でした。
(つい興奮してしまった。。。)
最後まで読んで頂きありがとうござました!
山田正道
シェフ、ソムリエ、SAKE Diploma、出張料理人として活動。
現在は主に西麻布の紹介制のBARとオンラインワインショップを運営しています。
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