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貴重なワインシリーズ〜ワインテイスティングノートP.8de Montille & Hokkaido 2019 ‘’驚’’ 3種飲み比べ①KERNER

産地 と品種 
余市町の安芸果樹園の の畑から手摘み。樹齢 年。全房圧搾し、ドゥミミュイ新樽とステンレ スで か月間の熟成。亜硫酸は発酵前に 、熟成と瓶詰め時に 添加。
ココファームとブルースガットラブ氏(10Rワイナリー)との
パートナーシップにより醸造 KERNER100%
容量  750ml
アルコール度数 12%
希望小売価格 5900円(税込)
(データはオフィシャルHPより)(写真は某ワインバーにて)

以下オフィシャルHPに記載のテイスティングコメント

 きらめきを持った澄んだ緑色。 アロマは、フレッシュで生き生きとして、白い花、ミモザ、菩提樹、ヘーゼルナッツのよく溶け込んだ樽の香りを含んでいます。 
味わいは、明るい酸味を持ち、寛大でまろやか。 とてもバランスの良いワインです。

ひととおり公開情報を記載したのでここからは分析に入っていく。

モンティーユ2019ケルナー

モンティーユケルナー液体

モンティーユケルナー液体2

モンティーユケルナー3

1.前提

提供温度8°C程度。コラヴァンで提供初日。

2.外観

クリアで淡いイエロー 。

3.香り

還元していたが5分後には気にならない程度に。
白桃、トロピカルフルーツ、白い花 
トースト、ヴァニラなど。

4.味わい

アタックは一瞬薄さを感じた後すぐに華やかにエレガントな果実味が広がる。
酸味はやさしくシャープ で
控えめでコンパクトではあるものの 
バランスが良い。
液体の中でアルコールとジュースがうまく溶け込んでいないのか
口に含む瞬間の薄さが気になった。(こういうケースは初めて&本当に一瞬です。それは少し置いて飲んでみても変わらず。一瞬の後すぐにエレガントな果実味が追い抜いていくので美味しく飲めるワインであることは間違い無いです。)

5.楽しみ方の提案

提供温度8〜10°C
フレッシュなシェーブルタイプのチーズ
蕎麦粉のガレット(お食事タイプで生ハムとルッコラなど)
提供温度それ以上
ラムジンギスカン

6.雑談(感想)

想像していた北海道ケルナーではなく、それでいて最近国産ワインで増えている
SO2無しのワインでもなくて。それはそれはエレガントで驚きました。
ブラインドで飲んだら樽の香りが溶け込んだシャルドネにも間違えられそうでした。
北海道というエリアの葡萄のポテンシャルとモンティーユのチームに
ただただ衝撃を受けました。
こういう出会いがあるからワインって面白いって思いました。

最後まで読んで頂きありがとございました!


山田正道

シェフ、ソムリエ、SAKE Diploma、出張料理人として活動。
現在は主に西麻布の紹介制のBARとオンラインワインショップを運営しています。
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