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哲学・サイエンス・アートvol1

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哲学やサイエンスやアートの記事をまとめています。各マガジン毎に記事20本以上まとめたものになります。オリジナルソースがある場合も画像等を含む様々な追加情報やコメントを加えています。
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#現代思想

賭・広場・貨幣 version2 《生き物》と《別のある者》へ

 二人の者が出逢い、例えば、牛と馬を交換する。いつの日か、彼らはある開かれた、しかし約束…

安倍公房 トポロジカル・カーブのスナップショット

amazonより 「突如記憶が中断してしまい、謎に満ちた世界を手探りで行動する男。現代人の孤独…

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スーパーインテリジェンス & シンギュラリティ 

シンギュラリティと自己実現型予言 まず、カーツワイルによるシンギュラリティ の予言だが、 …

東浩紀氏の意外なコアーー孟子的儒教主義と義父のリアル(私信的部分を含むので有料記…

家族の言語ゲーム

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徴候・記憶・外傷 by 中井 久夫 レビュー +『NPO全国犯罪非行協議会NCCD機関誌』掲載…

Reviewed in Japan on June 25, 2004 Amazon(一部改訂) アメリカ精神医学会診断統計マニュ…

改革派ユダヤ教徒としてのジュディス・バトラー『問題=物質となる身体』

タイトル:本訳書の原書への2003年4月のレビュー再掲 Reviewed in Japan on May 28, 2021 以…

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決定版《ラカン派社会論》は成立不可能 『享楽社会論 現代ラカン派の展開』

「ラカン派社会論」の成立可能性への問いに関わるいくつかのコメント 2018年5月5日(一部増補改変)  副題は「現代ラカン派の展開」でありこれがメインテーマといえるだろう。ただしここでの「ラカン派」は狭義の臨床領域における「ラカン派」を意味するというよりむしろ(もちろん実質的にはオーバーラップする部分があるが)「ラカンをベースに社会理論を展開する派閥」を意味する。つまり本書を読むことで各々の読者は「ラカン派社会論」の可能性について(それが最終的なものかどうかは別として)かな

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マルクス・ガブリエルはカルヴァン派の枠内で終焉する 

・数学基礎論的にあえて評価すれば、マルクス・ガブリエル の「世界は存在しない」という意味…

『<帝国> グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』『マルチチュード <帝…

Reviewed in Japan on June 25, 2003 Amazon  ネグリ=ハートは、マルチチュードによる生産…

カントとフーコー 経験の形而上学と歴史の造型――24歳頃に執筆したオリジナル原稿完…

まえがき 批判的言説の可能性および現実性への問いは、現在深刻な位置づけを与えられるにいた…