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あなたもわたしも御神体―これから3カ月でやるべき3つのこと

今は地球全体がパワースポットになっている

8月はデトックス、浄化、清算の月。9月はそこからクリエイティビティ、新生、生産への変遷期です。なぜそんなに断定的に言えるのかというと、今はやりの天体の動きからだけではありません。そんなこといちいち見なくたって、今年はこんなに世界が動いてるんだから、みなが肌で感じてるはず。

もちろんまだまだデトックス、移行の真っ最中の人もいれば、ちょっと早めに移行が起こって、駆け出してる人もいると思います。それぞれ自分のペースで大丈夫。変化の時期に、変化していれば、何も逃したり、遅かったりしないですし、早いほうが良いわけでもありません。あくまで自分が納得いく速度で納得いく状態へと変身していけばいいだけです。

これから冬至までの3ヶ月、地球が全部神社になっていて、あなたを含めるすべての生きとし生けるものが御神体なんじゃないかという勢いで生きてください。もちろん3カ月だけじゃなくて、いつもそうやって生きるのが最善の生き方だと思います。だけど、特にこれからの3ヶ月、わたしたちは地球神社に奉納されているんだと意識してください。

この大きな変化のエネルギーを『禍』という表現で、まがまがしく受け取ることもあると思います。実際に世の中で大変な方もたくさんいらっしゃるかと思います。

この漢字の表現のとおり、『神の渦(うず)』と書いて『禍』ですから、わたしたちは今、自分の意志よりもはるかに強いヴォルテックスの中にいるようなものです。ハリケーンが家を軒並み倒していくように、今まで持っていてものなんかを根こそぎなぎ倒されることもあるでしょう。だからそれは災いであったり、恐ろしいことだと感じるかもしれません。

ヴォルテックスとは、空間が歪むようなエネルギーの渦のことで、一旦物質化がキャンセルされ新たに再構築しやすい磁場のあるパワースポットなどを指して使われる言葉です。今は地球が全体がパワースポットになってると思ってください。だからあなたもわたしもここに生きるすべてのものは御神体なのです。

恐ろしいと感じることは感覚がしっかりしている、健全な証拠です。だけど恐ろしいだけだと、感情が先に立って、何かに狂信的になったり、自らの不安の渦に巻き込まれてしまいます。パワースポットだって、『畏怖』の塊です。ですから結果だけ言うと、今という今に常に畏怖心=敬意を持って、毎日を大切に過ごしていけばいい、それだけです。

反対に今は、自分や、周りの人たちや、環境をお粗末に扱っていると、あとでしっぺ返しが来るぞ!と考える、そのくらいの勢いでいいんじゃないかなと思います。

では、具体的にどうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう。

①体のデトックスをする―今はちょっとで、いつもより効果が絶大

リモートワークでおうち時間が増えたり、環境が変化したり、パソコンの作業が多くなったりして、体調不良、便秘・貧血・頭痛などがあったり、もしくは疲れ・倦怠感を感じている場合は、外がめまぐるしすぎて、自分に目が向けられず、フォーカスが外れてしまっているサインです。今は『自分にフォーカスする』がとても大事です。なぜかというと、エネルギーの渦の中でも軸を持っていれば、飛ばされることはないのだから。

ですのでセルフケアをいつもより意識して、3日から1週間くらいを目安にデトックスしてみてください。週末だけ菜食で過ごす、スープデトックス、朝起きておさ湯を多めに飲む、夜寝る前にストレッチする、など些細なことでも試してみるといつもよりも何倍も効果があります。だって今地球がパワースポット化しているのだから、小さいことでもパワーは絶大です。

反対に放っておくと、小さなことでも大きくなってしまうこがありますので、この3カ月はとにかく自分にフォーカスすることを忘れないでください。

②マインドのデトックスをする―発散ではなく受容の機会をつくる

体をデトックスしていくと、いろいろなことがクリアになってきて、はじめのうちはそのクリアさにスッキリ感を覚えるのですが、反対にマインドが元気になって爆発しているように感じることもあります。体が整ってくると、今度は自分の思考や感情がくっきりはっきりと見え始める。

そんなときせっかくヨガをしているのに、瞑想をしているのに、デトックスをしたのに、何でわたしはこうなんだろう?とガッカリしなくて大丈夫です。反対にそれはとってもいい兆し。好転反応と呼ぶ人もいると思いますが、わたしはクリアになったからこそ視野が広がって、そこにエネルギーを注ぐ余裕が生まれて、風呂釜そうじのように、隠れたものが出てきているのだと思っています。

それをなにがしろにしたり、抑圧したりせず、瞑想や呼吸法でもいいし、散歩やスイミング、自然の中へハイキングやトレッキングに行くなどして、向き合ってみてください。このとき注意してほしいのが、『発散』をしに行くのではなく、『受容』をしにいくのだという気持ちでいるということです。

散歩や運動でイライラや悩みをまぎらわしたり、発散するのではなく、自分のストーリーの一部として受け入れるのです。言葉で書くと抽象的で意味を捉えにくいですが、起こってくる感情をまず本人である自分自身が聞いてあげるという作業がとても大事です。ここでも自分にフォーカスしやすいように、煩わしいことや他のタスクと関係のない、瞑想・呼吸法・散歩・スイミング・ハイキング・トレッキングなどをあげました。

③必要ないものを捨てる―断捨離ではなく、必要ない選択肢を捨てる

最後は必要のないものを捨てることですが、これは断捨離をするのももちろん良いですが、物を捨てるだけでなく、不必要な選択を捨てることが大切です。毎日自分が不必要なチョイスをしていないかチェックしてみてください。

たとえば買い物をしているときに不必要なチョイスをしていないか、本当は必要でないのに、つきあいで買っているもの、食べているもの、行っているところなどを根こそぎ辞めるのではなく、減らすことです。減らすと自分が本来選んでいるものがわかってきます。わかってくると余裕が出てきます。余裕ができると、人付き合いでも相手のためにチョイスしたり、時間を割いたりすることが優しい気持ちでできるようになります。物に関しても、自分が本当にほしいもの、必要なもの、環境に優しいものを必要なときに必要な分だけ選択できるようになってきます。

人生丸ごとマインドフルネスを実践してみよう

マインドフルネスは、今ここに意識を向けることで穏やかになったり、思考がスッキリしてパフォーマンス能力が上がったりと色々言われ、心理療法からビジネスまで、いろんなシーンで使われています。

ですが元祖マインドフルネスのブッダは人生丸ごとマインドフルに生きていました。その理由はわたしたちが無意識的に行っている『選択』すべてが人生をまるごと作っていくことを知っていたから。その選択ひとつひとつに気づきを得ていくことがマインドフルネスです。

療法や能力開発はもちろんのこと、人生まるごとを良い方向に導いてくれるのがマインドフルネスな生き方です。ここでいう『良い方向』とは、個人の成果に留まらず、世界をインスパイアしていく、影響力が拡大していくことです。まずは自分が『自分という思い込み』から自由になって、自分にも、他人にも、環境にも優しい人間になっていく、それがマインドフルネスです。

そのために必要なものが、今までの自分を棚卸すること。①体のデトックス②マインドのデトックス③必要ないものを捨てるこの3つです。

これから3カ月、わたし自身もはりきって本質に戻ることを楽しんでいきたいと思います。

マインドフルネス3ヶ月間講座、来週はじまります! 9月21日~12月22日

おうちでヴィパッサナー10日間チャレンジ! ①9月22日~10月1日/②12月12日~12月21日


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