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No.1のSSMを決めろ!!~第2回スベスベマンジュウガニ総選挙2022~

日本の水族館で最もマニアックな水族館の1つに、和歌山県のすさみ町立エビとカニの水族館がある。2015年に廃校となった小学校の体育館をリノベーションして建てられた水族館で、エビとカニを中心に約150種類の甲殻類を展示している。

そのエビとカニの水族館が、No.1のSSMを決める「第2回スベスベマンジュウガニ総選挙」を開催した。

スベスベマンジュウガニは「猛毒のカニ」として、甲殻類マニアの世界で絶大な人気を誇るカニだ。生息場所や個体によって毒の程度には差があるが、人間が食べると最悪の場合、死ぬこともある強烈な毒を持っている。

すさみ町立エビとカニの水族館では、かねてからスベスベマンジュウガニをSSMと名付けて独自のグッズを作成したり、PR活動を行なってきた。

(以下の文章ではスベスベマンジュウガニをSSMと記載する。)

今回の総選挙では、エビとカニの水族館が飼育する48匹以上のSSMの中から、No.1のSSMを決める。

選出方法は本家の某総選挙に倣って、グッズ(名刺・缶バッジ)の購入数だ。
水族館職員の独断と偏見で選び抜かれた、6匹のSSMからお気に入りのSSMグッズを購入することで1票となる。

1. 選び抜かれた6匹のSSM 候補者

以下では、今回選び抜かれた6匹のSSM候補者たちをご紹介しよう。
2月18日現在、Twitterの紹介文は4匹しか記載されていないため、まずは4匹についてまとめている。残りの2匹の更新があれば随時更新していく。


エントリーNo.1 : 栖辺間 すべお (すべま すべお)
スローガン:「SSMにもっと人気を! すべすべ輝く未来に!」

所感:甲羅のフォルムが素晴らしい!大人しそうな雰囲気を持つSSM。


エントリーNo.2 :須辺沢 すべみ  (すべさわ すべみ)
スローガン「SSMの美味しい食べ方教えます!」

所感:カメラを意識した立ち位置が素晴らしい!!!体全体の色とのコントラストで、ハサミの黒さが目立ってるところがいいね♪


エントリーNo.3 : 十我弐崎 須部五部(じゅうがにざき すべごろう)
スローガン「SSM水族館に改名要求」

所感:目がめっちゃ可愛い!!触覚もいい形してるので、イケメンなSSMですね!


エントリーNo.4 : スベルージュ・ガ・スベーマ
スローガン「世の女性の願いを叶えます!めざせ『すべすべ肌』」

所感:体全体の色が一番淡い色をしてるね。名前の通り、一番スベスベしてそうなSSM!!


以下は随時更新。。。

2. 私が選んだのは栖辺間 すべお

それぞれ個性的な6匹のSSM。どれも甲乙つけがたい魅力がある。

その中で私は「栖辺間 すべお」に投票した。
選考要員は、スローガンの「SSMにもっと人気を! すべすべ輝く未来に!」には強く共感したことだ。

ちなみに、投票すると以下の名刺と缶バッチが届く。
投票は一口300円になる。

「栖辺間 すべお」の名刺
裏には缶バッチがついてくる。

やはりSSMの知名度がもっと上がり、甲殻類の興味ひいては海の生き物への興味がもっと上がることほど嬉しいことはない。

3. エビとカニの水族館について

すさみ町立エビとカニの水族館は私がずっと行きたいと思ってる水族館だ。

私は日本の47都道府県のうち、唯一和歌山県だけ行ったことがない。
今後和歌山県に行って、47都道府県制覇を達成する時には、必ずエビとカニの水族館に行くと決めている。

この社会情勢の中で水族館運営は大変だ。普段東京にいると葛西臨海水族園やしながわ水族館に行く機会が多いが、それらも臨時休業する期間が増えている。

まして、地方の水族館の経営はさらに大変だろう。
実際に、この社会状況の中で三重県の志摩水族館や神奈川の油壺マリンパークなどは閉園となった。

今回の第2回スベスベマンジュウガニ総選挙も水族館の生き残りに向けた必死の策だ。エビとカニの水族館がこの社会状況を乗り越えて、よりこの水族館の知名度が上がっていくことを切に願っている。


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