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【興国寺城】北条早雲、旗揚げの城

聞いたことある名前だなぁ〜って引っかかってたら、めちゃくちゃ有名な城だった。

先日、静岡県沼津市のJR原駅周辺に滞在してた。特に観光の予定もなく、期待もそんなにしてない場所だったけど、1つ歴史好きだと有名な場所があったので、行ってきた!

JR原駅から歩いておよそ1時間、愛鷹山の尾根に興国寺城(こうこくじじょう)というお城の跡がある。

この興国寺城は、戦国大名の先駆け、北条早雲の旗揚げの城として有名なお城だ。

戦国時代における北条氏は、小田原城を本拠として関東一円を支配した戦国大名として有名だ。

その始祖である北条早雲の第一歩が歩いていける距離にあるということで、朝のランニングの時間で興国寺城跡をみてきた。

興国寺城跡は続日本100名城に指定され、構内は非常に綺麗に整備されていた。朝早い時間に行ったけど、整備のおじさんらしき人が作業をしていたね。

興国寺城の入口には「駿州興国寺城」という幟が掲げられている。

興国寺城跡自体は、非常に小規模な城郭だった。
入口から10分くらいで天守台に到達するくらいの大きさ。

天守台からみえる街並み。奥に見える山は伊豆半島の山々。

戦国時代初期かつ、江戸時代には破却されたお城なので、現在まで残っている遺構はなく、地形の微かに残る程度でした。

ただ、城址の周りを見てみると、急峻な空堀の跡が見えるなど、戦術的な遺構が至る所に見られて面白かった。

空堀の跡。中世的な城の構造が見られて面白かったね。


城址なので、特に見るものがある訳ではないけど、城の構造や戦術的な意味を考えると、非常にワクワクさせられるお城だったね。

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