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10.ログハウスの管理費用(台風対策の悩み)

台風10号が近づいてきており、その対策に鳥羽に来ています。

ログハウスは自然素材をふんだんに使っている分、災害に対しての脆弱性が問題で、日ごろのメンテナンスによってその損害が大きく変わってきます。

そして今回の台風をきかっけに、ログハウスの管理において考慮すべき主要なリスクとその対策について調べてみました。

雨漏りや気密性は常にチェックが必要とのこと
  1. 木材の劣化とメンテナンス
    ログハウスの主材料である木材は、天候や環境に非常に敏感です。雨水や湿気にさらされると、木材が腐食したり、ひび割れが発生するリスクがあります。また、日光により木材が乾燥し、劣化が進行することも。対策としては、定期的な防水処理や塗装を施し、木材の保護を徹底することが重要です。これの防腐剤のメンテナンスが3~5年に一度の作業で、民泊物件の場合だと50万~100万ほどの費用になるようです。

  2. シロアリや害虫による被害
    木造建築であるログハウスは、シロアリや他の害虫による被害を受けやすいです。特にシロアリは、木材を内部から食害し、建物の構造に深刻なダメージを与えることがあります。害虫駆除業者による定期的な点検や予防措置を施し、被害が拡大する前に対策を取ることが推奨されます。そして今回の物件は海沿いのため、塩害もあるため木材のつなぎ目など、アルミでカバーをするなどでも被害を抑制する効果はあるようです。

  3. 火災のリスク
    ログハウスは、木材でできているため火災のリスクが高まります。薪ストーブや暖炉を使用する場合、適切な煙突の掃除や火の取り扱いには十分注意が必要です。また、火災報知器や消火器を設置し、いざという時の備えを万全にしておくことが大切です。それにともない、火災保険料が割高になる傾向があります。

  4. 断熱性・気密性の課題
    ログハウスは、他の住宅と比べて断熱性や気密性が劣る場合があります。冬の寒さや夏の暑さを防ぐため、断熱材の追加や気密シールの強化が求められます。また、結露が発生しやすく、木材の内部に湿気が溜まり、劣化を招く可能性もあるため、適切な換気が必要です。そのため、定期的に「空気の入替だけ行うために鳥羽に行く」という作業が発生します。

  5. 自然災害に対する脆弱性
    ログハウスは地震や台風、豪雨などの自然災害に弱いことがあります。特に、耐震性や耐風性が十分でない場合、自然災害の影響を受けやすくなります。雨漏りなどしやすく、またセカンドハウスの場合だと、日常的に使うものではないため、雨漏りの発見が遅れるケースが多く、豪雨の時に定期的に巡回し雨漏りの点検を行う必要があります。

美しい木目の部屋には膨大なコストが笑



憧れのログハウス。でも住宅地にログハウスを選ぶ人が少ない理由も理解できました。

見た目は華やかでも、やはり維持管理コストを考えると、ログハウスは割高になるな~と改めて実感しました。ビンテージカーなど乗っている人も、「かっこいいな~」と思うものの、実際にはメンテナンス費用がヤバい、というお話は聞くものの、ログハウスにおいての管理コストの今回改めて考えさせられるきっかけとなりました。

DIYが得意な人ならその費用も抑えられると思いますが、私は素人・・そしてさらにDIYは苦手・・・という人は、業者に依頼するコストも見ておく必要があります。はあ・・お金かかるな・・といった所で台風対策を考えます。

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