条件で付き合う人を選ぶ

すんごい上から目線で申し訳ないんですけど、恋人を選ぶときその人を条件で見てしまうことがあるんです。

イライラしてなくておっとりしてて、いい夫になりそう(いや付き合う時点で結婚するとか分からんやん！笑)っていう性格の条件から、公務員、実家が近い、県外への転職がない、親との同居を強要してこない、ご飯つくれる、家事しなくても何も私に言わない、むしろ向こうが家事してくれる、、、などなど

むかーしむかし、すごく自分的に条件がいい人　2人くらいとご飯行ってて

1人は同じ県出身で実家が以外と近くて、優しくて、ちゃんと水族館や映画館といったデートらしいデートに毎回連れて行ってくれて、美味しいご飯屋さんにも一緒に行ってくれる人

もう1人は国家資格持ってて、自分の仕事が好きで、勉強熱心で、ご飯全部奢ってくれて穴場の美味しいご飯屋さんに行ってくれる、穏やかで、何があってもイライラしない人

ふたりとも私の話をニコニコ聞いてくれて、悩みも聞いてくれて本当にいい人、そうとってもいい人だったのです。

いい人って思える時点で、最早恋愛感情のない私

繰り返されるデート、縮まる距離感、早く好きにならなきゃと何故か焦る私(もうこの時点でなんかおかしい)

もしかしたら向こうも友達と思っているかも、このままずっと仲良く友達でいれるかも、、、

そう淡い期待を抱いてしまった私

とうとう向こうから告白されて、でも恋愛感情がなさすぎて振ってしまったんです。

そりゃあ後悔しますよ、いい人だったから。でも男として見れなかった。

その後悔を引きずっていたある日、最近知り合った先輩に言われたんです

「条件がいい人って、じゃあその条件が無くなっても付き合っていけるの？ってことよ」

目から鱗でした。

そうだ、私は彼らがリストラするなり、転勤があって県外に行くなり、そういういい条件から外れた時、それでも付き合いたいと言えるのか

答えはNOでした。

条件はあくまで条件で、その人自身を見てないのです。

そのことに気づかせてもらえた時、いい人を選ばなかった自分への責めや後悔がシュワシュワと炭酸の泡みたいに消えていきました。

ああ、間違ってなかった。

これでよかったんだ。

条件で選ぶ人を否定したいわけじゃなくて、条件で選べなかった人がこの記事で少しでも楽になってくれたらと思って書きました。