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[言語化]本田圭佑が自分の中にあったこと、表現してくれた。

自分は今一体どこに向かっているんだろうか。
こんな状況だからこそ、色々と考えてしまう。

みんなこの状況で何を考えるのか。それぞれ立場がある中で。
困難なのか、好機なのか、捉え方も何もかも違う。

”逆算力”

今の本田圭佑を作り上げたスキルとして、
こう彼は言った。
目標からの逆算だそうだ。

彼は「W杯優勝」をいつも口にしていた。

初めて夢として抱いたのは、小学4年頃だそうだ。
小学生なら、
「日本代表になる」
「ヨーロッパに行く」
もちろん、
「W杯優勝」だって誰でも夢見る。

幼少期から、父や兄に囲まれサッカーを始めた彼は、
自ずと夢中になるものが身についていたという。
彼も言っているが、これは幸運で、
その夢中になるものを見つけ出すまでに苦労してしまう。

幼いながら、彼はふと、
「”いつ”W杯に出れるのか」と考えたそうだ。
ここから彼を本田圭佑とさせた力が芽生えはじめた。
目標や夢は誰でもできるだろう、でもその夢に対して、
「いつ」と明確にできたらそこから違いが生まれる。

24歳までにW杯で優勝、
そのためにヨーロッパに行って、
Jリーガーになって、
高校選手権優勝して、
中学で結果を残して、
小学校クラブでは自分を世間に知らしめないと。

簡単にいうとこんな感じで逆算が始まった。
大きな目標に対して、いつまでにこうなってないと、
この目標は達成されない。
仕事でもこのような考え方はすると思う。
これを子どもながら、考え始める。

もちろん当時は、言語化は難しかったかもしれないが、
その考え方を幼いながら持ち合わせていたそうだ。

目標を立てるだけでなく、
この逆算ができたおかげで、
目先のことへの”エネルギー源”になったそうだ。
これは例えば決してみんなが好きというわけではない
キツイトレーニングもできたと。
なぜかというと、目標に必要なこと、意義があるもの、
だと理解できていたから。
たとえきつくても「W杯優勝」のために、必要なんだと。
しかもその目標を明確にすればするほど、
目先のキツイことも継続できる。

目標に対することで、トレーニングの質も変わってくる。
他の選手とも差が出てくる。

思い描いた全てを達成できたわけではないとも彼は言った。
大きな目標は、途中で挫折したり、諦めたりしてしまうものだ。
彼もやりたいことの8割もできてないと言う。
しかし、その8割ができてないとしても、諦めなかったのは、
本当に叶えたい目標だったから。
そこには本人の目標に対する気持ちが必要だそうだ。

本当に実現したいものであれば、
そこまでの過程はなんでもいいから、
目標は変わらない。
目標に対しての逆算はなんども繰り返される。
どんな過程であれ、実現しようとする。

なんで諦めないのか。
「本当に実現したいことだから。」
それだけ。

本田圭佑はたまたま
「W杯優勝」が、
目標だった。

人それぞれ、目標や夢、ゴールはある。
大きくても、小さくても、明確でもぼんやりでも。
それでもその「本当にこれだけは!」ってものを、
見つけられた時、人生好転する。

自分もサッカーだった。
今目標は明確ではない、
でも過去、これと決まった目標があって、
それが揺るぎないものだった時、
自分でも信じられないくらい、
周りの世界を変えていく。

別に「俺は本田圭佑と同じだ。」なんて、めっそうもない。

でも、自分の中にあった思いを言語化してくれた。

ありがとうございます。


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