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自分の長所を見つけられる!?「ネガポ辞典」

みなさんこんにちは!デザセン広報の北島です。
今回は2010年のデザセンで第3位を獲得した「ネガポ辞典」をご紹介します。

そもそも「ネガポ辞典」とは?
>>後ろ向きな言葉や短所を表す言葉などの「ネガティブワード」を打ち込むと、前向きな言葉や長所を表す言葉などの「ポジティブワード」に変換してくれる機能のこと。例えば「八方美人」は「フレンドリー」「愛想が良い」「気配り上手」、「暗い」は「落ち着いている」「聞き上手」「自分の世界を持っている」などとポジティブに変換され、自分の短所ばかりが目に付き、自信を持てないとき、自信を持つきっかけとなります。
(発表本文より抜粋)

デザセン2010 北海道札幌平岸高校


2次審査で提出した提案パネル(原寸A2を2枚)

2010-03_ページ_1

2010-03_ページ_2

「ネガポ辞典」は、第17回目の大会(2010年)で北海道札幌平岸高校さんが第3位を獲得した提案から始まりました。
(ちなみにこの2010年大会は前回ご紹介した「まくら投げ大会」も発表されていた年なんです!)

「自分に自信が持てない」ことの解決策として提案されたこの案は、瞬く間にあちこちで反応があり2011年6月には無料アプリとしてリリースされました。
https://apps.apple.com/jp/app/ネガポ辞典/id443101381
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.haj.www.negapo&hl=ja

さらに2012年には主婦の友社より書籍化までされています!すごいです!
https://www.amazon.co.jp/dp/4072853623/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_mSvfFbNGHDCSQ

一つの提案でここまで展開するなんてびっくりです。

インタビュー記事もあります。
https://ddnavi.com/news/108023/a/

実際に、就職の時に自分の長所がわからなくて書けない!という友人にこの「ネガポ辞典」のアプリを紹介したところ、エントリーシートが書きやすくなった!」という声を貰いました。
普段、ネガティブになってしまって自分の良いところがわからない人でも、ネガポ辞典を使えば暗い言葉も明るい言葉に変わり、自分の長所なんてない・・・!なんていう人の背中を押してくれる、思わずあたたかい気持ちになってしまう発想ですよね。

さらに現在では、茨城大学大学院教育学研究科正保研究室(正保 春彦教授)でオンライングループワークとして使用されたというお話もあるんです。

https://ameblo.jp/group-work/entry-12607337832.html

高校生の一つの提案が、いまや教案としても使われているこの「ネガポ辞典」。気になる人はアプリや本を読んでみて自信をつけてみてはいかがでしょうか?まずは友達と遊んでみても良いかもしれません。

一つの考えが大きくなって案になり、さらにはアプリや本、教材にまでなる。高校生主体で考えて発信することで、アイデアを実現することができるのがデザセンの強みの一つですね。
高校生の皆さんが持つアイデアをどんどん世に出すきっかけに「デザセン」をどんどん活用してもらえればと思います!

10月は決勝大会があるはずの月。遅くなりましたがnoteの更新はこれからも続きます・・・!

その他いままでのアイデアアーカイブが見れる公式サイトはこちら

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