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北から南、そして北へ


2016年製作、56分、イギリス、madegood.films、ウィル・スチュワート監督「London Edinburgh London」。

4年に1度の開催、1400kmを5日間(約100時間)の内に自転車で走破する耐久レース…単純計算、280km/日。過酷すぎる。坂あり谷ありだろうから、体感300kmとか400kmと思われる。いやーきつい。昔、自転車の旅をしたことありますけど、雨の日でなんとか頑張って100kmだったような気がする。

人生に似ている。最初って順調だけど、だんだんと恨み辛み、言い訳、後悔、文句が出始める。それは身体の疲れから精神に影響し、思考が麻痺。なら、いますぐ辞めてもいい。だって、世の中の人はこんな過酷なことせずに、生きているんだから。それでも、ここを選んだ自分とは。

目に入ってくるのはロンドン、エディンバラの風景の美しさ。日の出や日暮れ、郊外の風景…そんな中を走るのは確かに憧れる。それだけでもこの映画は楽しめる。そんな美しい背景とは関係なく、参加者の気持ちと体力は奪われていく。

途中、チェックポイント(PC: Point de Controle)という名の休憩所Aid-station。そこでは飲食が提供されたり、仮眠をとったり、トイレやシャワー、待ち合わせしたり、交流があったり、オーケストラが演奏(!?)してたり。ふと、こんなカフェをしたいなって思った。人生って長いから、いろんなことがある。だからこそ、日日の生活で休憩が必要。そんな時に行きたくなる場所づくり。※このイメージは個人の意見であり、同等の場所設置をお約束するものではありません🤣でも、目標です!

「自分の限界を超える」そんな挑戦と応援、していきたいね。


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