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【和訳】Arena Homme+ Korea 8月号 記事プレビュー: SUMIN & Slom「音楽制作には良い思い出が必要です」

Arena Homme+ Korea 2024年8月号に掲載されるSUMINとSlomのインタビュー記事のプレビューを日本語に訳してみました。

アーティストSUMINとプロデューサーSlomが『Arena Homme+』に登場する。二人は18日、3年ぶりに新作『MINISERIES 2』をリリースし、話題になっている。SUMINとSlomはインタビューにて今回のアルバムを制作しながら悩んだ良い音楽、良い友達を作る方法について話を聞かせてくれた。

Slomは『MINISERIES 2』を準備しながら音楽を聴く人よりも、歌う人(SUMIN)のことを先に考えながら制作に取り組んだと言う。「フランソワーズ・アルディ、ブラジルのロックのアイコン、リタ・リーをよく参考にしました。服を買う前に鏡の前で当ててみるように、先輩の歌手たちが持っている色がSUMINさんにもよく似合うだろうかと悩みました。確実にクラシックであるけれど、最近の音楽の感じが出るように試行錯誤しました」

このアルバムを通してSUMIN、Slomを初めて知ることになるリスナーもいるだろう。そのときに公式の場での自己紹介のように、一番初めに紹介したい曲は何であろうか。SUMINはこう答えた。「私は『째깍째깍 (TIC TOC TIC TOC)』を選びます。Rollercoasterさんが好きなんですよ。彼らならではのムーディーでどこかセクシーでありながら、都会的な雰囲気が本当に好きです。その感じを最もよく活かしているのが『TIC TOC TIC TOC』です。『MINISERIES 2』に収録されている新曲の中で最初に作った曲でもあります。すべての曲を楽しく作りましたが、私にとっては特別な曲です」

二人は自分が考える「良い音楽」についても聞かせてくれた。SUMINは「記憶」だと明かした。「いつも同じです。常に自分が持っている思い出で音楽を作ります。たくさんの記憶の中でもきらきらしていて多彩なものが思い出として残されますよね。音楽を作るには良い思い出が必要なのです」Slomは今回のアルバムを作りながら食べたものに例えながら話をした。「突拍子もない話なのですが、本当に美味しいキムチマリグクス(キムチ汁麺)を売っているところを見つけたんですよ。(中略)あまりにも興奮して一緒に制作に携わっているエンジニアとSUMINさんを連れて夕食もそこに食べに行きました。皆美味しく食べながら、壁のメニューを片っ端から見ていったのです。それを見ながらこう思いました。『こういう風にアルバムを作らないといけない』と。偶然入ったレストランで一つのものを食べて、そこの全ての料理が気になるときがあるじゃないですか。良い音楽もそういうものだと思います」

SUMINとSlomのそのままの姿を捉えた写真とインタビューは『Arena Homme+』8月号で見られる。


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