WHO事務局長のメッセージ(3/27)
英語学習の記事を書かなくちゃ、と思いつつ、COVID-19感染の世界的な状況を見ると、今何ができるのか……と考えます。
9年前の東日本大震災で経済的二次被害を受け、静かに徐々に絶望した時の感覚を思い出します。しかし、自分も家族も友人も命があり、そして元気で生き延びたことに感謝しました。
今回のコロナ禍は、地球規模の恐怖です。
様々な情報が飛び交う中、正しい情報や最新状況の把握に少しでもお役に立てるなら、そっちが先かなと、WHOのサイトの情報を翻訳をしています。
昨日のWHOの事務局長の会見メッセージの一部を訳します。
WHO Director-General's opening remarks at the media briefing on COVID-19 - 27 March 2020
My message was threefold: we must fight, unite and ignite.
私のメッセージは3つです。ともに戦い、団結し、そして火をつけること。
Fight to stop the virus with every resource at our disposal;
あらゆる才略を駆使し、ウイルスを阻止するために戦いましょう。
Unite to confront the pandemic together.
パンデミックにともに立ち向かうために団結しましょう。
We are one humanity, with one, common enemy. No country can fight alone; we can only fight together.
我々は人類という同朋として、一つの共通の敵と戦っているのです。単独で戦える国はありません。唯一の道はともに戦うことなのです。
And ignite the industrial might and innovation of the G20 to produce and distribute the tools needed to save lives.
そして、G20が持てる可能性と革新力に火をつけ、命を救うために必要となる技術を開発し届けることを可能にしましょう。
We must also make a promise to future generations, saying never again.
二度と起きないと宣言し、未来の世代にそれを約束せねばなりません。
Viral outbreaks are a fact of life. How much damage they do is something we can influence.
ウイルス感染はもはや現実のものですが、それがどれほどのダメージを与えるのかについては、私たち自身がそれを左右することができるのです。
WHOの事務局長は、「事態を甘く見すぎた」、「中国に忖度しすぎ」との批判も多く退任要求の署名活動などされていますが、それはさておき、本当に今は世界中が一丸となって、人類に降りかかっているこの困難にに立ち向かうべき時だと思います。
英語を習得したい、上手くなりたいというのは多くの人の普遍的な希望ですよね。こうすればいいよと言葉で表現することのむつかしさをかみしめています。楽しくて自然に英語が身に付いていくような、そんなコンテンツの発信を目指しています。