抱きしめられない、自分の傷痕(サナトリウム 川淵嘉人 読書感想文)

周りに、こんな人が多数現れ始める。
「◯階から落ちたことがあるんだ〜」
「◯階から飛び降りて自力でリハビリした!」
私は、そうなんだ、そうなんだ、と別にこのnoteの記事や前のamebloが大反響を示していたので、対して驚かなかった。


私は、自力でリハビリした人の話を1時間半も聞いてあげた。
何処まで作り話の風呂敷を広げるのか、と、興味があったからだ。
私は、ネット上に手痛い名誉毀損行為をされた。
飛び降りを作話だと書かれたのです。
そっちの方がどうでもよかった。


悔しいくらい信じられない話、って訳でしょ?
私は、下らない友達の作話を何時間も逆に面白がって聞いた。
必死に話をする。
私が飛び降りた本当の理由、それは本を出版する際に書きたいと思っていたが、現代に本の出版、と言うのもな、と思ったり。


悔しいなら、飛び降りてみれば?と揶揄ってきた知人に言った。
そんな勇気ない、と言ってきた。


私は、今知り合った人たちはみんな会う筈のなかった人達だと思っている。
精神科に入院した時も私の飛び降りの話がとても話題にあがっていた。


私は、これだけ反響があるとは正直思っていなかった。
只、私が生きている証拠だということなんだろう。

私は2017年、noteを始めた。
「心療内科の5階から飛び降りても助かった私」は、累計8000page viewを記録した。
私は、この作品は人の手直しが加わり、本当は自分の書きたい内容ではなかったと思う。


知人が本を自費出版しました。
今年の4月の話です。
本の感想は、私は、読んでみた感じ、2作目に期待したいなという感想でした。


私は、これから、改訂版「「彼岸花」〜心療内科の5階から飛び降りても助かった私〜」を書こうと思います。

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