《ボカロ曲紹介》聞けばその振る舞いラスボス・裏ボスに。ダーティーな気分に。

こんばんは。
この記事を開いてくださった方、ありがとうございます。
皆さん、ラスボスという概念、憧れませんか?
ゲームで、映画で、アニメで。
数々の作品に必ずといっていい程登場するカリスマ。
勿論、それはボカロ曲にも存在します。
今宵、ご紹介しますは私にとってラスボスの雰囲気に相応しい、という曲です。
それでは、どうぞ。
どんなラスボスに相応しいか、も添えておきますのでラスボスとなりたい方、または創作のイメージ作りにどうぞ。

オルソドクシア / ぐちり feat.音街ウナ、鏡音レン (Orthodoxia / Guchiry feat. Otomachi Una, Kagamine Len)

「正しい教えなんてない」

 腐敗した宗教の教祖、清廉であるべき聖堂に巣食う狡猾な邪悪。
 その振る舞いたるや耽美で、欲にまみれながら利用する者全てを嘲笑する、そんな新興宗教のラスボスに相応しい一曲となります。
 高音のロック的曲調と、オルガンの混じった音はまるで新世代のクラシックのよう。

 個人的なコメント
 この一曲でぐちりさんにハートを鷲掴みにされたので、この曲から気になった方はぐちりさんの他の曲を探してみるのも良いでしょう。

 

【初音ミク】 マインドブランド 【オリジナル】(MARETU)

 WELCOME TO THE MIND FXXK

  まてよそこゆく嬢さんから始まる、シニカルでどこか達観したような歌詞。
 MVから漂う孤独で閉鎖的、無機質な仄暗いイメージは、この歌われている少女の状況を表現するかのよう。
 誰にも助けは求められない様を、自虐的に嘲りながらも周囲を嘲る。
 皮肉気に悲劇のヒロイン、正義のヒーローと呼んでそれを嗤う。
 となれば、これを聞いたあなたはラスボスとなるしかないでしょう。

 個人的なコメント
 近頃、まさかのプロジェクトセカイに実装(されてしまいました) 
 少年少女のキャラクターを活躍させる場で、それも【25時、ナイトコードで】。おめでとうというべきか、とうとうされてしまったというべきか。

 https://youtu.be/etiDw_4trdk?si=Hiug2uUiPsj0vDUY

          

魔王(syudou)

 最悪
皆さんはシューベルトの【魔王】(Erlkönig)をご存じでしょうか。
そう、学生時代に\おとーさんおとーさん♪/と歌わせられていたアレです。
この魔王は、そんなシューベルトのメロディーを現代的にのっけのサビから使い、オマージュした一作です。
作者のsyudouさんの個人的な恨みから作られたそうですが、人間的な裏話と単純な恨みや愚痴だけではない歌詞(同じくsyudouさんの曲である邪魔馬鹿キャラバンアンチテーゼ貴様 などもそうですが)が、怒涛のロックアレンジクラシックで、シニカルな歌詞を使って殴りかかって来る。
最初に一言、俺は強いと言いながら過去の闇から自分を解放したい魔王ラスボスにどうぞ。


個人的なコメント
もっと知られても良い曲だと思いますが、同時に自分だけが知っている、もしくは同じボカロPとしてのsyudouさんファンだけが知っている曲というポジションにいる曲なのかもしれません(´・ω・`)
できたらプロセカ、もっといえば25時、ナイトコードで。のまふゆちゃんに歌ってもらいたいです。


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