実質的タイパのお話

 正直タイムパフォーマンスって言うものいい自体は好かんのよネ。
考え方が~とかじゃなくて、コストの種類の内に時間も含まれるでしょうよって思うのよネ。経済的コストか時間的コストかっていう違いがあるだけじゃない?ってカンジよネ。

無職さんなので、時間はたっぷりあるアタシとしては、あまりタイパとやらを意識する事はない。そんなアタシは、朝飯食った後に、のんびりと食器洗いをするのが好きだ。youtubeで好きな曲を流しながら、のんびりとやるのだ。今朝はAsian dub foundationかけてたわ。フォートレスユーロプ!

アタシの食器洗いには、ルーチンというか、手順がある。

まず、食器を水につけて、タワシでざっと大まかに汚れを落とす。油汚れが強い場合は、この時点で少々の洗剤を垂らして洗う。
その後、水切りカゴに「最後に乗せる予定」の食器の中で、少量の洗剤をスポンジでよ~~~~く泡立てる。泡立てが甘いまま食器を洗いだすと、泡の力を洗浄に活かせず、洗剤の消費量が増えるからだ。

その後、泡を使って食器を洗ったら、たらいに溜めていく。

全部たらいに入れたら、蛇口の水をほんのチョロチョロ、そうだな~太さで言えば4ミリくらいの水流かな?出して洗い流す。
残った泡で台拭きを洗い、泡立てに使った食器を最後に始末して終了。

アタシの食器洗いの一番のこだわりポイントは水量だ。

アタシは、はじめっから最後まで水道ジャーーーっと流しっぱなしで洗うのが大嫌いだ。水の無駄で、もったいないと思うから。水の使用量をなるべく減らしたいのだ。正直、テレビの食器用洗剤のCMで見かけるような水流の強さは、アタシ的にはもったいない量なのだが、あれが普通なのか?

まぁ、何が「普通」なのかは知らないけど、便宜的にトイレの後に手を洗う程度の水流くらいを、いったん「普通」の食器洗いの水量として進めさせてもらう。

アタシが疑問に思い、そして現在チョロチョロ水流で食器を洗うに至ったのは、あなたが普通の水量で泡を流す時、「対水量比で、高効率の泡の洗い流しを実現できているか?」という話なのだ。

あなたが実際に家事をするタイプかどうかはしらないが、意識してみると分かると思う。食器の泡は、食器表面と泡の隙間に流れ込んでくる水に乗って落ちていくのだ。それは数ミリもない厚みだ。効率よく泡を落とすために、蛇口からとめどなく流れる液体を、あのような水量を、コントロールしきれているか?アタシには、到底できていると自覚できなかった。

そして、「水流を最大効率で洗い流しに使えている」と感じられるまで絞った水量が、約4ミリのチョロチョロ具合だったのだ。

これは、アタシ的には、水というリソース=コストの、最大効率化だ。
もちろん、ジャバジャバ水を使うより時間はかかるので、所謂タイパは悪化している。

しかしだ、アタシには不可逆的な利用しかできないリソースを無駄にする事は言語道断という思いがあるので、この増加した時間は、アタシの生き方の上では削減不可能な時間なのだ。流した水はもう飲めねーだろ?あ?食洗器使え?うっせーぞハゲ。電気使うだろうが。

今朝、なんとなく上記のような感じで食器を洗いながら思ったのだが、タイパタイパと盛り上がってる人は、タイパ向上の結果、アクセスできる情報や体験が増大する面はあるかもしれないが、その増えた時間は、本当にやりたい事に使えているのか?アタシ的にはタイパをあげたい!と思う事と言えば、例えばRPGの無機質レベル上げみたいな、オートメーションで構わないような中身の薄い事柄なんだけど、世間様の話題を見ると、動画の倍速視聴とかってんだから、そもそもからして、ソレ、ホントに時間のコスパを考えたくなるような「やりたい事」なのかな?と思わなくもない。

「時間が100かかるならパスするけど、50で済むならインプットしたい」という理由があるなら、理解できるけど。でも、それだったら、200でもインプットしたいものをインプットした方が、よくない?それがないなら、それを探す時間に充てた方が、よくなくなくなくないSay yeah?

あ~ギットギトの家系ラーメン食べたいワ。スープ超薄麺固め脂多めで。
家系で出てくる海苔って、なんか固くて脂吸わせて食べるの最高よネ。
海苔に脂吸わせて、ニンニクを包んで、直接口にブッこむのよ!
間髪入れずに麺とスープもブッこむのよ!
スープは超薄だから、後で喉が渇く事もないわ!ぜんぶ飲め!

なんの話でしたっけ。ウフフ。

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