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エゴは単なる仮面

人格を、どんなふうに身につけてきたのかを、

その歴史を振り返るとき、

私はそれが単に
「仮面」なのだということを知ります。

ただ、その「振り返り」が中途半端だと、
私は自分を卑下するか、

あるいは、
その自分を全面的に否定し、

「絶対変わるぞ!」
と言って、

あれやこれやと
自己を成長させるためのワークに夢中になるかです。


そして、
やがて挫折する。

なぜなら、
どちらの方向も、
あるがままの自分を認めていないからなんです。


そんなことを散々やってきて、
うんざりした時に、

私は、
インクワイアリーという自己探求の技法に出会いました。

私というエゴを探求していくと、
セルフ・イメージという思い込みに出会います。

特定の人格が形成された
その原点には、

痛みも、
苦しみも、
寂しさもあるけれど、


でも、
言ってみれば
痛くても、苦しくても、寂しくても、

なんとか頑張ってきた私のエゴに対する
慈しみの気持ちが湧いてきます。

だからこそ、
それに対して憎しみを向けるのではなく、
それと友達になれる。

そう、エゴを知るたびに、
私の魂は、どんどん豊かになっていくのです。


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