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夕べの葉桜


 早くも近所の桜は散り始め、すでに七分から八分の葉桜となった。
西日に輝きながら、散るときを待つ花。
芽吹いたばかりの若葉。
量的に反比例しながら徐々に変化していくその光景は、また満開とは違った独特の趣きがある。
春から夏へと向かう桜のダイナミックな変容の姿がそこにある。

今年は桜の花をたくさん撮ったが、投稿するタイミングを逃してしまった。今更出すのも時期的に遅いかなと思い、お蔵入りとなる。と言いつつ、こうして葉桜を撮ってみると、これはかろうじてまだ間に合った。

風もないのに、はらはらと舞い散る花びらの軌跡は蝶が飛ぶ姿にも似て優雅だ。それはまた去りゆく春への郷愁の念のようなものを掻き立てる。

そして今年もまた春が駆け足で通り過ぎていく。もうすでに5月に咲くはずの花が咲いていたりもする。夏はきっと暑くなるのだろう。

気候変動がこういうところにも影響している。花たちは開花時期を早めることでその変化に対処している。
そうなれば、当然人間への影響もあるはず。
どういう影響なのだろう。

とりあえず撮った写真はnoteに溜め込まず早めに投稿していこう、というのが気候変動への私の対処方針である。





北九州市八幡西区 黒崎城公園

  


































You Are So Beautiful
Arpi Alto


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