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探偵に向いている素質


「探偵に向いている人はどんな人?」
よく聞かれる質問です。

僕の会社の従業員や仲間の探偵で、探偵歴が長い人たちを見ていると、わりと共通することがあります。
それは、
「ストレス耐性がある」「仲間に嘘をつかない」
の2点です。
ストレス耐性があるというのは、もしかしたら探偵をやっているからついていった、後天的なものなのかもしれませんが(笑)
仲間に嘘をつかないというのは、探偵を長くやっていく上では重要なことだと思います。

何故それらがある人が向いているのか?

「ストレス耐性がある」

張り込みの時は、非常に大きなストレスが探偵に降りかかります。
例えば住宅街での張り込み。
対象者はいつ出てくるかわかりません。
住宅街なので、いつもいない人がいると付近の住民からは不審がられます。
嫌な顔で話しかけられたり、警察を呼ばれたりするかもしれません。
そんなプレッシャーの中、対象者を見逃さないようにジッと注視していなければなりません。
多くの新人探偵は、このストレスにやられてしまうのです。
こういったプレッシャーを「そもそも受けない」タイプの人が向いていると思います。
目的の為なら無になれる感じですね。

「仲間に噓をつかない」

どんな仕事でもこれは大切ですが、探偵となると仕事に直接響きます。
探偵の調査現場というのは、現場に入った探偵の撮影したものや見たものが全てです。
その探偵が「対象者はまだ出入りしていない」と言えばそれが事実になってしまいます。
そう、簡単にサボることができるし、自分次第な部分が大きいので嘘をつきやすい環境なのです。
現場の探偵が嘘をついてしまうと、それを依頼者にそのまま報告することになるので、嘘の事実で依頼者は戦う羽目になってしまいます。
なんのために探偵に頼んだのかわからなくなってしまいますよね。
なので噓つく探偵は、すぐに事務所をクビになります。

しかし、嘘を「つけない」人は向いていません。
何故なら目的の為に噓をつかなければ切り抜けられない場面がいくつも存在するからです。
なので「仲間に」嘘をつかない人。これが向いているということですね。

よって、向いているのは
「ストレス耐性がある」「仲間に噓をつかない」
という人ですね!
「喧嘩が強い」とか「IQ140以上」とか、そんなキャッチーなフレーズは出てきませんが、その2つが大切かなと思います。


ありがとうございます!!これからも精進して参ります(^^)/