流行りに乗って~鬼滅の刃を読んでみる~予備知識編 なぜ「刀」?

なぜ「刃」?

次に疑問になるのが、これでしょう?
大正時代が舞台になっている(らしい)のに、なぜわざわざ「刃」=刀を使うんだ?と。
人やバケモノを殺すとすれば、手っ取り早いのは銃でしょう!
さて、鉄砲が日本に伝来したのは??
…1543年 天文12年!!@種子島。
一方で、鬼滅の舞台は1912年~1926年の大正。
300年以上あれば、技術も発達しているはず。明治維新を経て、信長が使っていたような火縄銃ではなく、今の形の銃は十分普及していたことでしょう。
じゃあ、なんでわざわざ刀なのさ。…と

神様と刀

刀は古来より、神聖なものとして扱われてきたそうな。
神様とものすごい近い所で使われてきたのだと…。
例えば、『古事記』先ほどの上代時代に書かれた書物ですが、すでにこの本の中で、多くの神様が刀を振り回しちゃっているわけで、ございます。
最も有名なのが「草薙の剣」でしょう!
スサノオノミコトがヤマタノオロチを切ったときにその尻尾から出てきたというアレでございます。
それをその後、ヤマトタケルノミコトが使って、いまは3種の神器の1つとして熱田神宮に保存されているわけです。

自分の力でどうにもならないときには、みなさんどうしますか~?
神様にお願いするでしょう~?
そうです。そうなんです!
自分の力以上のパワーをもらうために刀を使用しているんですね~きっと(笑)


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