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宇宙の理と最高のお雑煮。

彼にいつか食べてもらいたいから、教わって作ったお雑煮は最高の出来だった。

最高のお雑煮を作れた普通の今日。


ずっと追い求めてきた宇宙の理が腑に落ちて私の世界が完全に変わったけど、外側からみたらなんてことはない普通過ぎる1日だ。

とても爽やかで晴れ晴れしくて、どこか少し寂しさに似た暖かさがあって、辻村さんの小説を読み終えた後に似てる。


感覚としては、わざわざ口に出す事に違和感を感じるほど「もう全部大丈夫」の上に静かに力強く立っているような。

地面と足が繋がったようなこの感覚は特別初めて感じるものでもなく、「あ〜そうだった」というような、とても普通の。

だけど、少し前までの自分とは完全に意識が、世界の見え方捉え方が違う。

人間としの感情はこれからも湧き続けるだろうし、立ち止まる事も悩む事も、悲しむ事そういう事もあるだろうけど、ほぼ理解出来た今となっては“全部だいじょうぶ”。


もう全部大丈夫。




私は不幸だと思ってたし、人生の半分以上は死にたかったし、2019年までは生きる事に意欲なんて1ミリもなかった。

こんな世界いらないと、早く消えてしまいたいと思い続け、醜いこんな自分はどうしたって繕えないんだから人生なんてどうでもよかった。

刹那的な生き方で何が悪いのか?だってこんな苦しさに浸った日々、楽しみなんてその位しかないだろうとそんな考え方だった。



それが一変した。


宇宙理論が腑に落ちて、毎日この日常がただ幸せで美しくて愛おしい。

私が私として生まれたこと、この人生だった意味、不思議だったこの世の真理のあれこれ、何もかも納得がいく所にピッタリはまった。

この不思議で静かな、でも芯には熱意がしっかりとあるこの心地良い感覚。

地球に生まれてほんとうに良かった。



今はただ彼に会いたい。片想いの彼に。

全ての始まりと、ここまでの原動力は彼だった。ただ彼に近付きたいだけだった。


穏やかで優しい夜。

エイブラハムと宇宙理論に浸りながら、お雑煮のレシピを書いてる最高の夜。

いつか彼にお雑煮を食べてもらう日が来たら、私は今日の話をしてるのかな?

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