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放送大学に入学しました

49歳にして大学生になりました。

4年制大学卒業後、就職したけど、ずっとキャリアアップのために大学か大学院に行きたかった。実際、社会人受験して土日夜間の大学院に合格したこともある。でも、100万超える学費とか、結婚とか、病気とか、いろいろあって学生になる決意が定まらない。興味も、国際政治、MBA、観光学、歴史、文学、芸術など広がって、どの道を歩んだらいいのか散漫になりすぎて、今のマンネリ生活リズムを変えるパワーはでなかった。

放送大学は、10代の学生時代から存在は知っていた。中高年の穏やかな生涯学習の場で、キャリアチェンジやキャリアアップのための競争力やブランド力はイマイチというイメージ。私は大卒資格もいらないし、それなら、資格の勉強したほうが有効だと思ってた。

その評価が劇的に変化したわけではないけれど、自分自身の定年が10年ちょい後に迫ってきて、明らかに職場でも上の人扱いになっていくと、20~30代の若者世代の学び直しとは違う、中高年としての自覚というか、退職しても社会の中で主人公として生きるための準備期間に入ったな、という境地になってきた。もう明らかに社会がもてはやす「若者」ではない。他人が「投資してくれる世代」は、完全に過ぎた。とはいえ、無難に生涯学習を楽しむというより、ちゃんと専門教育を受け、定年退職後も現実的な対価を得られるようになりたい。

日々の暮らしを考えると今の仕事との両立は不可欠。コロナ禍もあってオンライン学習が一般化してるのは朗報。残された人生の時間を濃くするにはどうしたらいいのか。教養学部なら、足がかりに興味の軸を固められるかも。そこで何かに焦点を当てて、国内外の大学院で研究して、できなかった&やらなかったという過去の挫折を克服したい。少なくとも、「ふらふら迷う時間」という贅沢品は、毎日確実に減っているから、できるだけ早く着手したい。

放送大学のパンフレット取り寄せたら、教授陣と内容と環境設備のコスパがとても良い。ちゃんと使いこなせたら、片田舎に住んでいても結構充実した教育環境を得られる気がする。単位とらなくても、全講義インターネットで無料で受講できる(カルチャースクールやセミナーでは追加料金払う)

ということで、2021年2学期から、今やりたい、英語と歴史と文学と金融を中心に、勉強していこうと思う。

当面の目標は、5年以内に、英検1級、TOIEC満点の世界への到達。そして、卒論。以前の大学は卒論不要だったので、論文に憧れがあるし、自分の作品として残せるのは嬉しいな。

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