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第1回サービスデザインラン開催!

ACTANTメンバー、佐藤主催で新しい形のランニング会を開催しました!
その名も「サービスデザインラン」。ただ単純に仲間が集ってランニングをする会ではありません。「走る」という行為をどう楽しくするか、そこを意識してデザインした新しいランニング会の形です。このランニング会では、わざわざ集まっておきながら、参加者は一緒には走りません。それぞれが別々の目的地であるお店に向かって自分のペースで走り、美味しいおつまみをゲットして帰ってきて、全員が戻ってきた時点でパーティが始まるという趣向です。このように単に「走る」ということだけにフォーカスするのではなく、「走る」ことがもたらす様々な楽しみに注目した形になっており、ある意味でサービスデザイン的な視点が入っています。

まず初めに、全員がくじ引きをして、それぞれに買ってくるものが決められます。つまり、その時点でそれぞれが何キロ走らなければいけないかも決まります。スタート地点から近い場所にある地元に愛されるたこ焼き屋から、片道10kmのところにあるベーグル屋まで、ランニング初心者から走り込んでいるランナーまで、参加者のレベルに対応できるよう、うまく距離別にくじを用意しています。くじにはQRコードがあり、参加者は各自のスマホでQRを読み込んでお店の位置情報を取り込んで一喜一憂するわけです。

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そして長距離の人も短距離の人もみんなでスタート。ランの最中はLINEでお互いのラン状況や、見かけた面白い町並みの写真なんかを交換しながらゆるい連帯感をもって走ります。これがなかなか楽しくて、一人で走っている感じがしません。走るときのペースは自分次第なので、通常のランニング会の様に誰かのペースに合わせる必要もありません。帰り道は大事な食べ物があるので、電車を使って戻ってきます。全員が無事に戻ってくると、多種多様な手土産に溢れたパーティが開催されるというわけです。

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走っている間は、それぞれの位置情報を共有しても面白いかもしれません。目的地の位置だけ決められて、何を買いに行くかは着くまでわからないようにしても、ゲーム性が高まるかもしれません。次回はさらにゲーム性を高めて開催したいと思います!
(2018.6.12)