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ガーメントプリンターでオリジナルTシャツを自作した話



自分だけのオリジナルTシャツが作れたらなあ。

そう考えたことはありませんか?

私もよくそう思っていました。
ですが、いざ実行に移そうとしてみると、いくつか壁に当たりますね。

●そもそもどうやって印刷するの?
●業者に頼んだ時の相場は? 
●デザインはどうしよう?

これらに頭を悩ませている中、弊社にこちらが届きました。

ガーメントプリンター

布地に印刷ができる、RICOH Ri 100の「ガーメントプリンター」
というものです。
40cm×70cmほどの面積におさまってしまう、コンパクトなボディと
高品質な印刷が売りのインクジェットプリンターです。

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Tシャツ印刷の種類はいくつかあるのですが、
ここでは代表的なインクジェットとシルクスクリーンの違いを軽く説明しますね。

インクジェットプリントとは?

インクジェットプリントはインクを生地に直接吹きかけるプリントです。
紙に印刷するのと同じイメージですので、何色でも、グラデーションでも
きれいにプリントしてくれます。

シルクスクリーンプリントとは?

使用する色ごとに版を作り、刷っていくので手間も材料費もかかります。
そういった点からインクジェットに比べ割高になるので、販売利益を目的とするなら、
売れる見込みのあるものを大量に生産する場合でないと、マイナスになってしまいがちなようです。グラデーションには向いていません。


今回はサンプルを数枚刷りたいだけですので、
RICOH Ri 100のようなインクジェットプリンターがぴったりです。


ではさっそく作業にはいります!


デザインを考えます。

0を1にするのは難しく、私はデザイナーを名乗っていますが苦手分野です。
悩みに悩んでいたところ、

「視力検査表がTシャツの背面にあったらかわいくない?」
わが社のアイデアマン様からの一言をいただきました。

そこで私なりにかみ砕き、完成したイラストがこちら

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ただ普通のだと面白みに欠けると思い、牛さんにしました。
なぜ牛か。コンセプトはとくにありません。
コンセプトを常に問われるデザインの世界、こういう時くらい、
「ただ、かわいいかな~」それでいいかなと思うのです。


デザインもできたところで、あとは刷るだけ!

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何の変哲もないTシャツを用意します。

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専用のカセットにTシャツを装着して、印刷開始!
一度で印刷できる最大サイズはA4サイズです。

できあがり


どきどき、、

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できました!

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表面にもつくった牛マークを。

初の自作Tシャツ完成です!

せっかくなのでシリーズ化をしてみました。

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とりさん

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ぶたさん


こんな調子でサンプル刷りを繰り返し、
正式に下記サイトで販売することができました。
https://minne.com/@design-till


もしよろしければチェックしてみてください。


出来上がったものを見ると、やはりうれしい気持ちになりますね。
みなさんももし機会があれば、自分だけのTシャツづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

もちろんお手伝い・ご注文をお待ちしております。


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