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はじめまして、デザ活です。

はじめまして。
「デザ活」と申します。

このnoteでは、
デザイン系の学生・駆け出しのデザイナーに役立ちそうな情報
いろいろと書いていこうと思います。 

 プロフィール

・東京の30代メーカー系インハウスデザイナー。
・専門はインダストリアルデザイン。GUIやストラテジーも少々。
・グッドデザイン賞、iF賞など、国内外のデザイン賞を多数獲得。
・新卒の採用活動に関わる。毎年大学に会社の説明でお邪魔してます。

このnoteの目的

・デザイン系の就活で悩む学生の救済
・若手デザイナーに有益な情報を書くことで自分の知見も広げたい

発信予定の主なコンテンツ

・デザイン系就活のノウハウ
・若手デザイナーに役立ちそうな情報
・日本デザイン界のいろいろ
・デザイナー的におすすめのプロダクト紹介 など

そんな感じで、なかなかマニアックな内容になりそうです(笑)
有益な情報を発信できるようがんばりますので、よかったら読んでみてください。



....



本当のところ

「他人のために情報発信するとかなんていい人なんだ!」って思ってくれた方がいらっしゃるかもしれませんが、全然そんなことはありません。
正直に申し上げますと、このnoteを始めたのは少し不純な動機からでした。


このnoteの裏目的

・自分の大切なプライベート時間を死守したい
・これまでの作業工数、せめて飲み代くらい回収したい

こいつ何なん?と思うかもしれませんが、まあちょっと聞いてください。

わたくしデザ活、知人からのお願いを断れないタイプなんです。そんな訳で、いつもいろんな頼みごとを引き受けちゃうんですが、一番厄介なのがコレなんです↓


「知り合いが就活で悩んでてさ、ちょっとポートフォリオの相談に乗ってやってよ」


“ちょっと” じゃないんだよあ...

何が厄介かって言うと、

・その人の人生がかかってるから、無責任なアドバイスができない。
・真剣に答え出すと、労力と時間がめっちゃ奪われる。下手したら半年以上関わる。
・それなのに報酬がほぼゼロ

いやこれマジで困るやつ。
私の貴重なアニメ鑑賞タイムがなくなるし、その後その就活生がどうなったか気になっちゃって仕事もアニメにも集中できなくなる...

そりゃあね、やりますよ。頼ってくれる人がいる限り、なんだかんだ頑張っちゃうのがデザイナーってもんです。
やり甲斐もあります。その人が受かれば自分ごとのように嬉しいです。最初の3人くらいまでは、「私頼られてる!」「この人を幸せにしたい!」って正直ちょっと優越感みたいなのを感じていました。

...でもこれが10人とか超えた頃には、「うわ今年も来たんか勘弁してくれ...」って感情に変わって来ました。やり甲斐だけではやってられない⭐︎


特に酷かった話

フェイクを交えて話します。
 母校でもない大学の教授からの頼みで、とある学生の就活に協力しました。立場上断れず、また引き受けてしまいました。
(念のため言っておきますが、ポートフォリオにアドバイスしただけで、裏口入学的な手引きをした訳ではありません。内定は全てその生徒の実力です)

その生徒はこだわりが強くて苦労しましたが、飲み込みが早く、良い感じのポートフォリオに仕上がりました。そして無事一発で大手企業に内定。私もめっちゃ喜びました。

その後「今度東京行くのでご馳走させてください!」と言うので打ち上げに行きました。お代はもちろん私が支払いました。社会人ですから当然です。時間とメンタルとお金、いろいろ削られましたが、私は大満足でした。

そう、あの教授のメールを見るまでは……。


「デザ活さん、この度はお世話になりました。生徒も喜んでいます。でもあなたにとっても良い経験になったでしょう?また頼みます」


この人は私たちデザイナーを何だと思ってるんでしょうか。無報酬で自分の仕事を他人に押し付けておいて、それが“良い経験”だと...?

湧いた怒りはブガッティ・シロンの如く一瞬で沸騰し、私の脳内を駆け巡りました。そしてオーバーヒートした自分の鏡像と目が合ったとき、私は静かに決意したのです。


もう学生の就活の面倒は見ない。絶対にだ。


それでも何とかしたい

デザイン系の就活は特殊です。知らないと不利になる暗黙のルールや、古くから伝わる間違った常識が数多く存在し、毎年多くの学生が苦しんでいます。

もう面倒ごとには関わりたくないけど、やっぱり助けになりたいと思うのです。私自身、学生時代は何も知らずに空回りして苦しんだのですから。

どうすれば自分の負担にならず、効果的に伝えられるか考えた結果、noteを書いてみることにしました。


と言う訳で、
もし今度デザイン系就活の頼みごとがあったなら、私はこう答えたいのです。

「ごめん今仕事が忙しくて相手してあげられないわ。そういや、デザ活っていうnoteが参考になるらしいよ」と—。


これからの投稿が、あなたの“デザイン活動”に役立てば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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