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50歳フリーランスはじめました

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49歳パートしながら個人事業主に。50歳でパートを退職して完全フリーランスになったおばちゃんデザイナーの奮闘記。
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#おばちゃん

おばちゃんデザイナー、NYへ行く⑩最終回

日本に帰ってきて、一番大変だったことは時差ボケと体調不良です。 ほんとーにきつかった。全体の症状はこんな感じ。 ・一日中眠い(でも夜は眠れない) ・胃がムカついて食べられない ・体が異常にだるくてきつい ・微熱が出る ・謎の肌荒れ これをお友達は「デトックス」と表現しました。 確かに、自分の中の何かが入れ替わっていくような感覚がありました。 さて2週間ほどそんなしんどい時間を過ごし、ようやく日常生活と体調を取り戻しました。 今の私はなんというか、すごくリラックスしていま

おばちゃんデザイナー、NYへ行く②

NYに行くと決めたのは今から3ヶ月前ほどのことです。 ニューヨークいつか行ってみたいんですよね、と周囲の人たちに話し始めていたものの、まだまだ気持ちは、すごーく遠い将来、いつか資金を貯めて、いつか子供達が大人になって、いつか仕事が落ち着いて、いつか、いつか・・・という気持ちでいました。つまり言葉にはしてみたものの、全然現実味のない話だったのです。 ところがあちこちでこれを話すようになってなぜか周囲の人たちが口を揃えて、「今すぐ行くべきだ」と言ってくれるのです。 私は正直、

おばちゃんデザイナーの自己投資

初めての仕事を受けたとき、私はパート主婦であり、子供は高校生と専門学校生で、人生最大に家族にお金のかかる時期でもありました。 デジタルイラストを描くためのiPadは以前から欲しかったのですが、 「いつかお金が貯まったら、お金に余裕ができたら」と思っていました。 しかしニーズがあるとわかった今、アナログで描いていても、埒が明かない。 デジタルで描けるようになったら、絶対に仕事の幅が広がると思いました。 早くしなきゃ・・・ でも、どうしようどうしよう・・・お金ナイヨ・・・

おばちゃんデザイナー積み上げ日記

初めまして。デザイナーをしております風花(49歳)です。 2022年2月1日、個人事業主になりました。 それは私にとっては天地がひっくり返るほどのかなり衝撃的な経験でした。 お金とは会社に雇ってもらい、労働時間の対価としていただくもの。 それ以外の方法があることなど全く知らなかったのです。 親も学校も教えてくれませんでした。 ですから、少しでも給料の良いところへと転職を繰り返してきました。 セクハラやパワハラなど当たり前、主婦で子持ちには大変働きにくいハードモードな社会。 そ