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フェイスシールドを有償にした訳

先日からボチボチとSNSで書いていますので気が付いている方も多いと思います。
4月20日に「design88フェイスガード」を発売します。
価格は1セット5,500円(税込)です。

有名デザイナーや各方面で無償で3Dプリントデーターや作り方を発表している中、何故、弊社は有償なのか? それについてお話しします。

頭に付ける孫悟空の頭の輪の様な部品を3Dプリントすると3,000円から6,000円程度かかります。
プロダクト未経験者に3Dプリントで部品を注文する事は敷居が高いと思いませんか?

透明のプラ板を使ったものも有りますが、プロダクト未経験者がプラ板を切って穴を開けてゴムを通す事が簡単ですか?

私にはそれは容易だとは思いません。

激務の医療従事者の方に、そんな暇があったら寝て欲しいし、食事をとって欲しいんです。
医療従事者が自ら作るのも、買うのもコストで言うなら変わりません。

だったら、有償の方が医療従事者の方の役に立つと思ったからです。

有償にした理由は他にも有ります。
design88フェイスガードの透明樹脂板は簡単に手を汚さずに使い捨てが出来ます。この特徴は他のシールドでは有りません。
これは現場の声を聞いて初めて知った事をデザインに落とし込み見ました。
次の患者さんに行くのに汚れたシールドでは行けません。また、消毒をする時間も体力も有りません。だから、使い捨てが重要なんです。
専用シールドは安全、透明、低価格な素材です。この様な素材を素人の方が探して発注するのは困難です。
勿論、A4程度の透明樹脂なら対応可能な構造です。何かの原因で専用シールドを提供出来なくなる場合もありますからね。
ちなみに、クリアファイルを使った簡易シールドが有りますが、弊社ではクリアファイルは推奨していません。クリアファイルは透明度が低く安全性に問題があります。

この「design88フェイスガード」は他のフェイスシールドには無い特長が有ります。
メガネメーカーらしい特長です。そちらは今しばらくお待ち下さい。

では、4月20日をお楽しみに!


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