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ターゲットを絞り込みたくないあなたへ。

「できるだけいろんな人に買ってもらいたいから、ターゲットは絞りたくないんです。」

個人で事業をされている方にコンサルティングをするときに、よく言われる言葉です。

気持ちはとてもよくわかります。一生懸命考えた商品やサービスだから、できるだけ多くの人に愛されるものであってほしい。まだ、商品やサービスが軌道に乗っていない状態なら、自分からターゲットを絞り込むなんて、売れるチャンスを逃してしまうんじゃないか?と不安にもなりますよね。

なので、「ターゲットを決めましょう」と提案するとテンションが下がったり、具体的にどこにターゲティングするか話しているうちに、「それじゃあほとんどの人がターゲットに入っちゃいますね。。」となることもしばしば。

「ターゲットを絞り込む」となると、それ以外のお客様とのご縁を捨ててしまうような気分になるかもしれませんが、そうではなく、最初にどんなお客様と仲良くしたいかを決めることです。

どうして決める必要があるかというと・・・ちょっと想像してみてください。

例えば、「友達になって欲しい」といわれる場面を想像してみてください。「誰でもいいから友達になってくれる人募集!」という人と、「え?○○が好きなの?私も。同じ趣味の人と仲良くなりたいと思っていたんだ!」と言う人、どちらと仲良くなれそうだなあと思いますか?

後者ですよね。

ターゲットを決めるということは、「気に入ってくれるなら誰でもいい」ではなく、「あなた向け」であること伝えることで、より興味を持ってもらう確率を上げる効果があります。

最初は、ターゲットを絞り込むことは不安もあるかもしれませんが、「まずはどういったお客様に利用してもらいたいか?」といった気持で、あまり重く考えずに設定してみましょう。



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