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無職な毎日(17)今年の目標

あけましておめでとうございます。

無職になって10か月が経過しました。
いつもならここで泣き言を叫ぶのですが、やめます。
せめて記事の中では前向きな自分でいたいです。
あ、でも辛いときはやっぱり泣き言を言わせて下さい。

突然ですが、私は深谷かほるさんの「夜廻り猫」という漫画が好きです。人相の悪い猫の遠藤平蔵さんが夜な夜な泣いている人の所へ行って話を聞いてくれるお話です。全てを解決してくれるわけではありませんが、一緒に世の不公平さを嘆いてくれたり、幸せになれるよう祈ってくれたりします。読むとじんわり胸が熱くなり、少しだけ前を向ける漫画です。

先日こんな漫画をアップしてくださっていました。

あ、これ私だ…
毎朝不安で目が覚め、心のコップの水があふれそうになります。
たまにそのままあふれて泣いてしまいます。
でも旦那さんのお弁当を作るために起きます。
旦那さんはニラの卵焼きが大好きなので必ず入れます。

全部詰め終わるくらいのところで目をこすりながら

「おはよー」

と起きてきます。前の日の夜ケンカしても必ず言ってくれます。
そこで私のコップの水は少なくなります。

漫画の夫婦とは違い、うちの旦那さんは機嫌が悪いときもあります。

ただ、私の事を無職だからと言って責めたことはありません。
仕事を辞めるか悩んでいる時も、普通は「このご時世、求人も無いし、どこ行っても同じだよ」と言われるところを何も言いませんでした。

我が家は住宅ローンがあるので二人で働かないと厳しいです。
けれどもそれを責められたこともありません。
それどころか呑気に次の連休のお出かけ予定を考えてくれたりします。

言われるほうが辛いのか言われないほうが辛いのか少しわからなくなる時がありますが、仕事が終わって帰宅すると絶対

「お弁当ごちそうさまー」

と言ってくれます。

旦那さんも仕事にストレスが無いわけではないし、昨年旦那さんの父親がガンで手術をしたので、精神的にも金銭的にも大変だったと思います。
私の仕事の事も何も考えてないわけではないと思います。

でも誰のせいにもしない。

そして多分、旦那さんは私に何も求めていない。

だからこそ旦那さんの力になりたい。
早く働きたい。

今日は2か月のアルバイトのWEB面接を受けました。
年齢層が低そうな職場だから無理かなぁ。

私も誰も責めない人になりたい。
人のせいにしない人になりたい。

今年の目標です。

性格的にコップの水は多分一生無くならないと思うけど、そのコップを温められるようになれたらいいなと思います。




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