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ホン雑記 Vol.277「ねばぎば」

だいぶ前だったり最近だったりに、引き寄せの話をした。
巷の引き寄せじゃなくて、オレが発見したやつ。
発見っつっても、合ってるかどうかしらんけど。

つららとか、泡とか、粘菌とか、都市とか、電子とか、銀河とか、グレートウォールとかには、同じ力がかかってるんじゃね? ってヤツ。
引力の法則(=愛の理論)とでも付けておこう。

引力ってすげーんだよと。あの4つの力を超えた、ってか、すべてにかかってるんだよと。そういうやつ。
勘なんで、マジもんの物理学者とかに否定されたら泣くしかない。ま、泣いたとこで間違ってましたと言うことはないけどな。うははのは。

これは「何かがあるところに、より何かが集まりやすい力」でもあり、「一度起こった物事は、自然法則を捻じ曲げて、起こる確率が同程度のものだったはずの他の物事よりも、もう一度起こりやすくなる」という感じでもある。
現在の科学で言えば「トンデモ理論」だ。ま、地動説も長らくトンデモだったんだけど。


前の会社の社長が「クリスマスは全然好きじゃない」って言ってて。
うへー、そんなヤツこの世におるんかーと思ってたのね。死ぬほどモテないとか以外、そんなことあるもんかねと。それかよっぽどのアンチキリスト教ぐらいのもんじゃないのかねと。
後輩のひとりに聞いてみたらこちらは「好き派」。
オレももちろん好き派。結構尖ったこと言うようで、右に左に流される芯のないヤツだからね。やかましわ。ほっとけ。

で、これ根掘り葉掘り聞いてったら、いや、葉堀りまではいかんか、根堀りぐらいまで…

………ってか、葉堀りってなんだよ。葉なんか掘らんでも出とるやんけ。

ま、とにかく聞いてみたら、社長のほうは子供のころからクリスマスが嫌いだったらしい。理由忘れたけど、たしかなんのイベントも起きなかったせいだったと思う。親が外食嫌いとかも言ってたし。

で、後輩とオレはクリスマスの「ひゃっほーい」な思い出がやっぱりいくつもあった。だからその時のワクワクが残ってる、どころか、上書き更新されてるんだと思った。
って後輩に聞いてみたら「そうかも」って言ってた。気がする。

まぁつまりは、半分は思い込みなんだよね。
「今年も楽しい季節がやって来たー♪」って、毎年毎年思ってんだから、次の年だってほっときゃだいたいは楽しくなる。
そうじゃなかった人は、「あぁ、またそんな季節かぁ」と毎年その想いを強くする。


リアルでもネットでも、結構な数の大人が、
「人生はつらいことがほとんどで、幸せなんかたまにだもんなぁ」
とか言うんだけど、それが分からなかったオレは、ずっと「自分が子供なのか? それともたまたま運がいいのか?」と思い込んで面映ゆい心持ちであったんだけど、どうやら人生半ばまで来たオッサンがずっと勘違いしてるなんてことは有り得ないと思いはじめた。

いやある意味、ずっと勘違いしてるのだ。
「あ~、幸せ者だなぁ」と。それは人生で一番つらい時期にも、まったく揺るがなかった。
その時はさすがに「幸せだなぁ」とは思えなくても、「幸せ者だなぁ」はいつもあった。むしろその時から、もう何段階か強まってずっと脳内にこびりついてる。



たとえば、高齢になってからピアノをはじめようとして「もういまからじゃ、指も動かないしねぇ~」とか、そんなん絶対あきまへんで。

その分水嶺、思ってなくてもいいから、とにかく最初はプラス側に流してやんないと。
符号をそのままに、絶対値だけどんどん大きくなりますで。

なんか巷の引き寄せと似た話してる。




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