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ホン雑記 Vol.683「進化を止める自分」

やっぱり無理矢理にでも多作にしておけば良かった、と思う。言うても詮無きことだけど。

おととい絵描きさんが書いてるブログにたどり着いたんだけど、これがメッチャ刺さって「うへーっ」だった。あ、いい意味の「うへーっ」。なんだよいい意味の「うへーっ」って。
もっと早く出会…いーや、いまがベストのタイミングだったのだ。間違いない。


とにかく創作者は多作たれと勧めてくれるのだ。あの手この手で。
いやね、オレも前からそんな予感はしてた。してたんだけどね、生まれついてのメンドーサ一族の貴公子でもあるし、無駄にプライドも高いんで「いやいや、ボクはねぇ、そういうんじゃないんだよねぇ」と思ってたんだな。

で、意気込みの強い時には「神懸かった作品キターっ!」なんて思ったのちに「趣味のヤツなんかと一緒にするなよクソが」なんて思ってくのがお決まりのパターンなんだけど、誰にキレてるのかわからないそんな時以外はだいたい劣等感に苛まれてる。「あぁ、オレはやっぱりツクリテじゃないんだろうか」と。
端から見たらムチャクチャアホだわな。ほとんど作ってないんだからそりゃ作り手じゃないわさ。そんなんただの趣味じゃんって話だわな。ワシもそう思う。
で、昨日もたまたま多作の話書いたんで余計にバチコーン来てんだけど、やっぱ多作なんだよ。うん。何回言うのん。

逆にさ(なんの逆さ)、前の仕事でもこのnoteでもそうなんだけど、「とりあえず行くこと」「とりあえず書くこと」のほうをイヤイヤながらでも優先して「やること」と決めておきさえすれば、いやが応でもラクになっていってる…つまり力も上がってるってわけなんだよね。
最初なんかnote書くのに5時間掛かってたからね。いまは1時間弱ぐらいか。内容は自分的には3%ぐらいしか落ちてないのに。落ちてるやん。でもまぁ3%だよ。
ってことはだよ、音楽のほうは「なるべく完璧な状態で出したいなぁ」「ちょっと待って、なんかこれヘンかもしれん」なんて心理が足を引っ張って寡作になってるってことはえっっっげつない損失だよね。たいして好きでもなかったものですら勝手に成長してたんだから。
好きな子にはヘマしないようにし過ぎてキモがられ、テキトーにあしらう女には肩に力入ってないから好かれるって現象と似てるよね。ま、オレは後者の経験もないんだけどね。そんなオイシイ話あるんだね。

で、こういう時にあたまでっかちというか、低実力の完璧主義ってのはホントに目も当てられんほどダサいなと思う。
そうなんすよ。普段から口だけのあたまでっかち野郎をよくディスってるけど、結構オレもデカいんすよ。実際にもデカいしな。あたま。

進化論について結構調べてきたけど、まったくわかってなかったなぁと思う。要は「それをやるヤツが、それになる」ってことなんだよね。
昆虫は4億年前に、その中でも羽を持った種は3億5000万年前に生まれたらしいけど、草から草、木から木に移動したい時に「これいちいち1回下に降りてまた登るのはちょっとやってられんぞ」って強烈に思ったヤツがいて、そいつはきっとまだ羽もないままに意思のほうが飛ぼうとしたと思うんだよね。オレはいま現在王道の進化論は信じてないんでね。
で、「あっち行きてーーーっ」っていう強烈な意志に呼応して羽が生えたんだ。たぶん何代も掛かって。

だから「自分ってセンスあるのかな?」とか「やってて意味あるのかな? 誰かに伝わるのかな?」なんてまるで不毛な発想なんだよね、ホントは。やってりゃ勝手にそれに適応した生き物になるって話だわな。



というわけで明日から頑張ります。
とりあえずは、断片でもいいんで歌か曲か『しもぶくりん』を毎日アップしようかな。断片がなければ練習風景だけでも。

いやーーー、さすがに毎日は無理だろー。うーん、うーん、週1? うーん、うーん、そりゃ少ないだろー。体質に変化は起きんぞ、そんなペースじゃ。

うーん、うーん。
ちょっと考えます。




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