【ゲーム感想】Refind Selfを遊んでみた。
はじめに
Refind Self: 性格診断ゲームとは
短いアドベンチャーゲームを好きなようにプレイすることで、プレイヤーの性格を分析してくれるゲーム。
明確なゴールやゲームオーバーが存在せず、診断が完了するまでの間にだいたい何をやっても良い。
シナリオが結構しっかり目に作られているのでシナリオを紐解いて行っても良いし、一生ミニゲームで遊んでいても良い。
3回ゲームをプレイすることで、完璧な性格分析が完了する。
1回あたりにかかる時間が短いので、2〜3時間くらい余裕がある時に一気にやっちゃうのがお勧め。
先入観注意報
まず前提として、あまり詳しく書くと先入観が入ってきてしまいそうなので当たり障りの無いことだけ言うように心掛けるつもりではある。
…もし、本当に1㍉も先入観を持ちたくない!という方は、是非1周でも良いので実際にやってみてから戻ってきて読んで頂ければ幸いです。
ちなみに、同作者の作品『7 Days to End with You』を持っていると20%引きで買えます。(※記事執筆時点でのSwitch版)
もともと1210円しかしないので、20%引きなら1000円を下回る。
ちなみにSteam版は今30%引きらしい。
お得!!!
…
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そこそこに行数を稼いだので、そろそろはじめます
これが診断だということを忘れさせるくらいよく出来たアドベンチャー
主人公(人型ロボット?)が、自分を作った博士のお墓の前にいるところから始まる。
博士との思い出を辿ったり、その辺のNPCとお話ししたり、場合によってはお花を集めたりコインを稼いだり採掘したりしながらストーリーを追っていく。
なんやかんや色々やってるとすぐに分析が完了してしまうので、体感よりも結構短く終わる。
そしてちょっとしたエンディングを挟んで分析結果が提示される。
筆者の分析結果
ここからが本題。
自分の感性に正直に3周やって分析が完了したのでその結果を載せていこうと思う。
まず初回の診断で出てきた性格は『ランナー』だった。
ものすごい数のゲームを次々と遊んではクリアする日々を送っていたこともあり、自然とどんな選択も即断即決になりがちなのでだいたい合っていると思う。
グラフの数値が高いのか低いのかの基準がよくわからないが、判断が飛び抜けて高く、道徳は全然足りていないらしい。
……ゲームでも倫理道徳の概念は大事って頭ではわかっていてもつい色々試したくなっちゃうから仕方ないね?
『侍』も『旅人』も、自分にそういうところがある自覚はあるので当たってるのだと思う。このゲームすごい。
それにしても、秘められた性格に『ギャンブラー』が入ってるのも言い得て妙である。
まともにやってたらどうしようもないことがわかってしまった盤面では少しでも上振れを狙ってギャンブルをしがち。
また、ゲームではすぐに成果が現れない「計画性」を蔑ろにしがちなのでプランナーが最も遠いのも頷ける。
性格を構成する要素をもっと詳しく
3周やるうちに、『侍』が『ランナー』を追い抜いて1位に。この2つは要素が似ており、どちらも即断即決の性格を示している。
反面、やっぱり哲学者やプランナーといったしっかり考える要素は低めに出るようだ。
対局の位置にあるから仕方ないね。
全体の統計を見てみる
このゲームのめちゃくちゃ面白いところが、自分の診断結果のみならず、なんと全体の統計も見ることが出来る。
傾向として興味深かったのが、『聖職者』が25.11%と他の性格と比べてぶっっっっっっちぎりで多かったこと。
みんなやさしいんだね。
心理学等のことは全然わからないのだが、ゲームでもちゃんと倫理道徳に従って人を思いやる気持ちを大切にしてプレイしている人が多いのはとても良いことだと思った。
ゲームの中の話と理解っていてもなんの躊躇いもなくいきなり自販機を破壊したりする人は殆どいないだろう。
……筆者は…?ご想像にお任せします。
反対に、商人は一番少ないらしい。
ストーリーを追いたくなるような誘導をいったんさておいてコインを増やし続けたら終わってた…なんてパターンは珍しいのかもしれないと思いつつ、昔のRPGをやり込んだ層ならあり得るかもしれないと思った。
終わりに
結論からいうと、とても楽しかった。
ゲームの性質上、1回診断を済ませたらそれ以上のやり直しはなんとなくしたくないのだが、ストーリーが非常に良かったのでまたやりたい気持ちと葛藤している。
ここの場面はもっと違う選択が出来たのではないかと思う箇所が幾つもあったが、あくまでもこれは性格診断であると割り切ってプレイしたので次にもし起動するとすればストーリーを追うためと割り切って遊ぶことになると思う。
お値段お手頃で濃いゲーム体験が得られる本作、もし興味があればお買い求め頂ければ幸いです(露骨な宣伝)
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