歯の根っこを治療する時、どうやって見えない先端の位置がわかるのか?
歯の根の治療とは
虫歯が大きかったり、一度神経をとった歯が再感染すると
歯の根っこをきれいにする治療が必要になる事があります。
根幹治療(こんかんちりょう)と言います。
歯の根の治療を受けた事がある方は
ご存知かもしれませんが、、、
歯の根の治療では細い器具を歯の中に入れます!
ですが歯は普段頭の部分しか見えません
支えている根の部分は歯ぐきに隠れています。
では歯の中の治療をするときに
どうやってどこが歯の先端部か判断しているのでしょうか?
今回はその様な疑問にお答えします!
歯の長さを測る方法
①機械を使用する
電気の流れる機械で測定する方法が主です!
電気!?
え、、、怖い💦
そうですよね!
ですが安全な治療法ですし、痛みなども一切ないので
安心してください。
ペースメーカーを入れている人は使用できませんが🙅♂️
電気の抵抗値を使用して
歯の長さを測る事ができるのです。
②レントゲンで確認する
レントゲンを使用する方法もあります。
金属の器具を挿入した状態で
レントゲンを撮ったりする事もよくあります。
被曝があるので
メリットが大きいと判断できる場合にのみ
レントゲンを撮影します。
③平均値を参考にする
それぞれの歯の長さに日本人の平均値があります。
頭の部分がこれぐらいだったら
根はこれぐらいかな?
とある程度予測をする事ができます。
信頼性は低いのであくまで参考にするぐらいですね🤔
④歯科医師の手指感覚で判断する
手指感覚で歯の先端部を触知する方法もあります。
僕はこれは使いません😱笑
この方法で根の先端を判断している先生も
いらっしゃいましたが
少なくとも僕には十分な判断は難しいなと思っています。
以上が
歯科治療時に歯の根の長さを測る方法です。
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