見出し画像

骨粗鬆症の薬の服用は歯の治療が落ち着いてから

骨粗鬆症の患者さんは
骨の強度が弱く、骨折を避けるために
医師より薬が処方される場合があります。

その薬の中で
ビスフォスフォネート製剤
抗RANKLモノクローナル抗体
といった薬があります。
これらを長期間服用して
抜歯やインプラントなどの外科処置を行なった場合、
顎骨壊死や炎症といった副作用が生じる可能性があります。
(確率は低いですが報告されています)

これらの薬の服用への注意事項として
・服用開始前に歯科治療を出来るだけ済ませておく事
・定期的な清掃を継続して受ける事

と薬の添付文書にも記載してあります。

薬を服用開始する前に
歯科を紹介してくださる医師の先生も
たくさんいらっしゃるのですが

患者さん自身も是非このことを知っていてほしいです。
ご自身や、周りの方が骨粗鬆症の薬を飲み始める時

歯科のリスクはきちんと排除できているか🦷


是非普段から歯科医院で
定期検診や清掃を受けてもらえたら嬉しいです!

Instagramでも歯の事を発信をしています。
アカウント名はtsumugu_dentalです。


https://www.instagram.com/tsumugu_dental




noteでは文章でしっかり解説をしています。
Instagramではイラスト中心に
わかりやすくシンプルな投稿をしています。


#歯学 #薬学#医学#整形外科
#定期検診
#骨粗鬆症 #骨密度#骨折
#カルシウム #ビスホスホネート

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?